スキンケアの男女の違い!メンズは女性用を使わない方が良い理由

最近は、スキンケアやメイク、脱毛などをするのは女性だけではありません。

特に10〜20代の男性は、ヒゲ脱毛をしたり、メイクをしたりする方も多くなりました。

30代以上の男性も、朝晩の洗顔と化粧水や乳液といった簡単なスキンケアを習慣にしている方もいますよね。

女性と一緒に住んでいる方なら、彼女や奥さんのスキンケア用品を一緒に使ったりしている場合もあるでしょう。

しかし、それはあなたには合っていないかもしれません!

今回は、男女で肌質の違いやスキンケアのやり方に違いがあるのか?男性は女性用のスキンケア用品を使わない方が良い理由についてまとめていきたいと思います。

 

【この記事でわかること】
男女の肌質の違いがわかる
男女のスキンケアのやり方の違いがわかる
男性が女性用のスキンケア用品を使わない方が良い理由がわかる
男性におすすめの化粧水がわかる

 

男女の肌質の違い

鏡を見ながらスキンケアをする男性

一昔前だと、男性用のスキンケア用品はGATSBY(ギャツビー)やシーブリーズ、UNO、OXYなど、髭剃り後に肌荒れを防止するようなローションなどが一般的だったと思います。

スキンケアは女性がするものという意識から、どんどん変わっていき、女性向けだったブランドも、「メンズ〇〇」といった感じで男性向けの商品もたくさん出回るようになりました。

メンズビオレ、ニベアメン、ミスターオルビスなんかがメンズラインとして登場していますね。

こうやって男女でスキンケアを分けるということは、男女でスキンケアのやり方や必要な成分が違うということですよね?

一方、雪肌精は年代や性別を問わない、ジェンダーレスブランドとして近年注目されています。

他のメーカーがメンズラインを出し始めたのに、女性向け、男性向けと分けない雪肌精は大丈夫なのか?というのは気になるところ。

そこでまずは、男性と女性の肌質の違いについて調べてみました。

 

男女の肌質にはいくつかの違いがあります。

男性の肌は、女性の肌よりも油分が多く、毛穴が大きく、角質層が厚い傾向
女性の肌は、男性の肌よりも水分量が多く、敏感で薄い傾向

があります。

男性の油分が多い理由は、男性ホルモンの影響で、皮脂腺の分泌が盛んだから。

30代以上になると、男性の顔の皮脂は女性の約2倍も分泌されているという事実も!

男性ホルモンの影響もありますが、油っぽい食事を摂る傾向にあったりストレスの影響もあったりするのです。

油分が多くなると、ニキビや吹き出物ができやすくもなります。

ニキビを気にする女性

男性は毛穴が大きいため、皮脂もつまりやすい傾向にあります。

男性で肌のトラブルとして多いのは、毛穴の詰まりや毛穴が開きすぎていること。

毛穴が大きく開きすぎていると汚れや皮脂も溜まり、そこを洗い流したり引き締めないことで、肌の汚れが目立ってしまいますよね。

また、男性は髭を剃るため、髭を剃る際に角質層まで削られ、肌のバリア機能が低下して紫外線などの外からの刺激を受けやすくなり、肌トラブルに繋がります。

 

一方、女性の肌は男性の肌よりも水分量が多い傾向があります。

女性は男性よりも皮膚が薄く、皮脂腺の数も少ないため、水分を保持しやすいと言われているのです。

しかし、皮膚が薄いということは敏感肌で、乾燥しやすいという方も多いですよね。

女性の水分量が多いと言うわけではなく、男性が極端に少ないと言う解釈の方が正しいかもしれません。

男女問わず肌質の変化として訪れるのが、年齢による老化現象です。

年齢によって肌のターンオーバーが遅くなり、シミやくすみ、シワなどの肌トラブルが現れやすいのです。

 

男女のスキンケアの違い

男女の肌質の違いから、スキンケアで使う商品やスキンケアのやり方にも注意しなければいけません。

 

男性のスキンケアのやり方

肌の状態を確認する男性

男性の肌質で気をつけたいのは油分が多いこと。

余分な油分を取り除くために、洗顔は最も重要です。

夜の洗顔で日中に溜まった皮脂や汚れを落とし、朝の洗顔では寝ている間に溜まった皮脂やほこりを落とします。

洗顔のときは、しっかり洗顔料を泡立てるのがおすすめです。

泡立てずに手の平でゴシゴシ洗うと、手のこすれで肌を傷めてしまう恐れがあります。

泡立てネットを使って泡立ちが良くし、泡で顔を洗うように優しく行うと、肌への負担軽減や洗浄力も高まります!

しかし、洗顔もやりすぎると良くありません。

洗顔をしすぎると、肌の自己防衛機能を低下させてしまうのです。

油脂を取りすぎると、肌は守らなければいけないと思い、より多くの油脂を分泌しようとして悪循環になってしまうのです。

洗顔は多くても一日2回、朝の洗顔はよほどベタつきが気になるときだけにしておくのも良いでしょう。

 

洗顔後は、化粧水で肌を保湿しましょう。

男性向けの商品には、オイルコントロールローションという肌のベタつきを抑えるような化粧水もあります。

男性の肌質で油脂が多い原因として、日頃の食事に油分の多いものを摂り入れすぎているということも考えられます。

野菜や果物、魚など栄養バランスを考えた食事を心がけることも、男性が気をつけられるスキンケアのやり方です。

男性のスキンケアにおいては、毛穴が大きく油分が多いため、洗顔や収れん化粧水などを用いて余分な油分を取り除くことが重要です。

また、髭剃りによる肌荒れを防ぐため、アフターシェーブや保湿剤を使用することもおすすめです。

 

女性のスキンケアのやり方

スキンケア用品を出す手元

女性も男性と同様に、洗顔は泡立てをしっかり行って、泡で肌を優しく洗うことを心がけましょう。

洗顔料は洗浄力が強ければ強いほど肌への負担も気になります。

なるべくなら少量で洗顔をした方が良いので、しっかりと泡立てることで、必要以上に洗顔料の量を使うことも防げますよ★

泡で出てくる洗顔料もたくさんあるので、泡立てるのが面倒だなという方や朝の忙しい時間帯の洗顔は泡で出てくるタイプがおすすめです。

ちなみに私は泡で出てくるタイプ派です♪

洗顔料の中には、「メイクも落とせる」と表記されているものもありますが、基本的にはメイク落としは別で行った方が良いですね。

私は「メイクも落とせる」に甘えてメイク落としも洗顔料に頼っていたのですが、エステに行ったときに、洗顔料でメイク落としはしっかり汚れが落ちていないから危険!と言われたことがあります^^;

汚れが残っていることが一番肌へのダメージが大きいですからね…

メイクをしっかりした日は必ずメイク落としを使い、ノーメイクの日だけ洗顔料のみの洗顔をするようにしています★

乾燥肌であれば、洗顔後の保湿はしっかりと行いましょう。

できれば洗顔後、優しくタオルで水分を取ったらすぐに化粧水をつけるような習慣にすると良いですね。

夜だと浴室で洗顔をして浴室から出て化粧水をつける人も多いと思いますが、浴室内は湿気でしっかり潤っているものの、脱衣所は浴室に比べて一気に乾燥します。

脱衣所に出た瞬間から乾燥が始まると思って、何よりも先に化粧水をつけるのがおすすめです!

私は冬場は特に、バスタオルも浴室内に置いておいて、浴室内で顔や身体の水分をしっかり拭き取ってから脱衣所に出てすぐに顔に化粧水、身体にボディクリームを塗るように心がけています!

 

女性は特に、紫外線による肌トラブルも気になりますよね。

紫外線は、シミやくすみの原因になると同時に、肌の老化を促進させます。

朝の洗顔後は、紫外線対策で日焼け止めを塗る習慣も必要になります。

 

肌質には、乾燥肌、脂性肌、混合肌、敏感肌などが挙げられ、人によって肌質はさまざまです。

女性の肌質は男性に比べると水分量は多いと言われていますが、あくまで一般論で、自分は違うかもしれません。

女性でも男性のように油分が多い脂性肌かもしれませんし、男性も乾燥肌だという方がいるはずです。

自分がどのタイプなのか?としっかりと把握して、自分の肌質に合った洗顔料や化粧水を選ぶことも重要ですね。

 

メンズは女性用を使わない方が良い理由

スキンケア用品を選ぶ女性

男性の中には、一緒に住んでいる彼女や奥さんのスキンケア用品を共有しているという方もいるでしょう。

その場合、おそらく自分で選ぶのが面倒だったり、「どれも一緒だろう」「何を使っても問題ない」と思っていたり…

もちろんそれが自分の肌に合っていたら良いと思います!

しかし、先述したように、一般的には男性の肌は女性の肌と異なる傾向があります。

メンズラインのスキンケア用品がたくさん出ているということは、そういった肌質の違いを踏まえて、男性向けの製品を作っているということなので、男性は男性専用の製品を使うことが推奨されています。

女性用の製品には、男性の肌に必要な成分が含まれていない場合があり、逆に男性用の製品には、女性の肌に必要な成分が含まれていない場合があります。

それも踏まえて、女性用の製品を使っていて問題ならそのまま使い続けても大丈夫ですし、気になる肌の悩みがあるなら、一度男性専用の製品を探して使ってみると良いですね。

総じて言えることは、男性が女性用のスキンケア用品を使用すること自体が問題ではありませんが、男性の肌に合うかどうかは判断が必要であることです。

男性専用のスキンケア製品も豊富にあるので、それらを選ぶことが、肌の健康を維持するためには良い選択肢であるとも言えます。

 

男性のスキンケアにおすすめの化粧水

スキンケア用品と白い花

それでは、男性はどんな化粧水を使えば良いのでしょうか?

ドラッグストアで気軽に購入できる商品を中心にご紹介します☆

 

メンズビオレ 浸透化粧水 ローションタイプ

メンズビオレの浸透化粧水は、肌の奥まで浸透することで、角質層の内側にある水分を補給し、肌のキメを整えるという効果があります。

BG、グリセリン、ヒアルロン酸Naといった保湿成分が配合されているため、肌の乾燥を防止することができます。

男性スキンケア特有のメントールやアルコール不使用ということもあり、女性でも夏場にさっぱりするから使いやすいというコメントが見られます。

香りに関しては爽やかな香りで嫌味がないという意見がある一方、男性用の強めの香りがして苦手という意見もあり、香りについては好みが分かれるようです。

メンズビオレの浸透化粧水には薬用アクネケアタイプもあります。

こちらは抗炎症成分が配合されていて、ニキビや吹き出物を防ぐ効果があるとのこと。

吹き出物が少なくなった気がする、使い始めてからひどくならなくなったなどという口コミが見られました♪

 

ニベアメン センシティブローション

ニベアメンのセンシティブローションは、敏感肌の男性に向けた保湿化粧水です。

髭剃り負けや肌荒れを防ぎたい人におすすめ。

肌を優しく保湿することで、肌荒れやかゆみを防止することができます。

特徴としては、肌に刺激を与えない無香料・無着色の低刺激処方が採用されている点が嬉しいですね!

髭剃り後に使っても滲みることなくしっとりとするとのこと。

保湿効果が高いため、敏感肌の方に加えて乾燥肌の方にもおすすめされています。

保湿成分が強めだからか、少しとろみのあるテクスチャのため、ベタつきが気になるという声もあります。

脂性肌の方には不向きかもしれませんね。

 

無印良品 化粧水 敏感肌用 しっとりタイプ

無印良品の化粧水の敏感肌用しっとりタイプは、敏感肌の方でも安心して使用できる、保湿力が高い化粧水です。

こちらは性別問わず、販売されているものなので、彼女や奥さんが使っていてこれを一緒に使っているという方も多いかもしれませんね?

私も使用していたことがありますが、とにかく嫌な匂いがないのが良いです☆

それも万人受けする理由かもしれませんね♪

特徴としては、無香料・無着色・アルコールフリーの低刺激処方が採用されている点が挙げられます。

保湿成分は、グリセリン、DPGといったものが主成分となっています。

テクスチャは水のようにサラっとしたタイプ。

成分でも一番最初に水と書かれていたりするので、それが物足りなく感じてしまう方もいるかもしれませんね。

そんな方は、敏感肌用の高保湿タイプがおすすめです。

私は夏場はしっとりタイプを使い、乾燥しやすい冬場は高保湿タイプを使っていました。

無印良品は、携帯用も充実しているので、50mlで化粧水や乳液のお試しができるのが良いですよね♪

 

まとめ:スキンケアの男女の違い!メンズは女性用を使わない方が良い理由

鏡を見ながらスキンケアをする男性

スキンケアの男女の違いには、肌質やホルモンバランス、ライフスタイルなどが挙げられます。

そのため、女性用の製品には、男性の肌に必要な成分が含まれていなかったり、男性用の製品には、女性の肌に必要な成分が含まれていなかったりします。

男性の肌は女性の肌と比べて、皮脂分泌が多く、毛穴も大きい傾向があります。

そのため、男性用のスキンケア製品は、肌の奥深くまで浸透し、適切な保湿効果を持つように開発されていたり、さっぱりとした清涼感を出すためにメントールが配合されている製品が多くあります。

男性用のスキンケア製品には、肌の油分と水分のバランスを整える効果があるため、男性の肌に合った製品を選ぶことが重要です。

 

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