ストレス軽減や集中力、生産性の向上などを目的として『瞑想』が注目されています。
近年では、「マインドフルネス瞑想」ということで有名企業も取り入れて社員に実践を促したりしていますね。
瞑想で得られるストレス軽減や集中力向上などは、どんな立場であっても手に入れたいものです。
実際に瞑想を取り入れ、日本や世界で活躍するさまざまなジャンルの有名人がいます。
今回は、どんな有名人が瞑想を日常に取り入れ、成功しているのかをまとめていきます☆
【この記事でわかること】
瞑想を実践している著名人や
有名人にどんな人がいるかわかる
著名人や有名人の瞑想のやり方がわかる
瞑想を実践する著名人や有名人まとめ!
「マインドフルネス」とは「今この瞬間に集中すること」を意味しており、この状態を作り出すのが瞑想です。
過去の後悔も未来の不安も考えず、今に集中することでさまざまなストレスや雑念を受け流し自分をコントロールすることができるのです。
どんなすごい人も人間は人間。
ストレスを感じたり、将来に不安を感じたりするものです。
それをやはり自分でコントロールできるからこそ成功に繋がると思います。
多くの起業家や著名人が取り入れている瞑想ですが、海外の有名人の中には、日本(中国)の「座禅」に影響を受けて瞑想を行っているという人もいます。
瞑想も座禅も、心が無になる状態、何も考えない状態を目指して行われます。
瞑想の方が
「集中力を向上させる」
「ストレス軽減」
「生産性の向上」
など目的を持って行われることが多いのですが、座禅は座禅をすることが目的となっていて、修行っぽさが強いのかなと感じますね。
では、どんな有名人が瞑想や座禅に興味を持って実践しているのかを見ていきましょう。
海外の有名人
・スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)
瞑想が注目されたのもスティーブ・ジョブズ氏の影響がかなりあるのかなと思います。
ジョブズ氏はアップルの創業者として有名ですが、アメリカのアニメーション制作会社のピクサーの元CEOやウォルトディズニーの役員を務めたりもしていました。
ジョブズ氏こそ、座禅に興味を持ち、日本の僧侶を師と仰いでいた人物です。
ジョブズ氏は乙川弘文(おとがわこうぶん)という僧侶に30年間師事していました。
スタンフォード大学でのスピーチで、登壇の4分前でも自室で瞑想して心を整えたりと座禅や瞑想を日常的に取り入れていたんです。
また、アップル製品のデザインのシンプルさにこだわったのも、座禅によって不要なものを追い出す感覚から生まれたアイデアだったと言われていますね。
・ビル・ゲイツ(Bill Gates)
ビル・ゲイツ氏はマイクロソフトの創業者で、フォーブスの世界長者番付で長年1位の常連でした。
現在は、マイクロソフトの取締役員は退任し、慈善団体「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」の運営に専念しています。
ビル・ゲイツ氏も、どんなに忙しくても毎日行っていたのが瞑想でした。
スティーブ・ジョブズ氏もビル・ゲイツ氏も、ソフトウェアを開発する会社の責任者であるという共通点がありますね。
細かい情報を扱う人にとって、いかに何も考えない時間が大切だったかがわかります。
さまざまなアイデアも、お風呂に入っているときや散歩しているときなどに思い浮かんだりするように、瞑想をしているからこそ浮かんできたものもあったのではないかと言われていますね。
・エヴァン・ウィリアムズ(Evan Williams)
エヴァン・ウィリアムズ氏はTwitter創業者です。
エヴァン・ウィリアムズ氏も情報やテクノロジーと距離を置く方法として瞑想を取り入れていました。
毎日20分座ったり、ウォーキングをしたりして「気づき」の深まりを実感しているとのこと。
オフィスに瞑想やヨガができるスペースを作り、週に数回マインドフルネスと瞑想のワークショップを社員のために実施しているという情報もありましたよ!
・レイ・ダリオ(Ray Dalio)
レイ・ダリオ氏はアメリカの投資家で富裕層向けのファンド、ヘッジファンドマネージャーです。
レイ・ダリオ氏が瞑想を始めたのはビートルズがきっかけだったんだそう。
「ビートルズがやっていたから良いのかもしれない」
レイ・ダリオ氏が影響を受けて始めたように、レイ・ダリオ氏に影響を受けて多くの投資家や起業家も実践しているのです。
・マイケル・ジョーダン(Michael Jeffrey Jordan)
アスリートにも瞑想を取り入れている人がたくさんいます。
元プロバスケットボール選手のマイケル・ジョーダン氏は、集中力を高めるために瞑想を始めたそうですが、チームメイトや周りの人々へ気持ちよく接することができるようになったんだとか。
瞑想がチームワークの強化にも繋がったのですね!
・ノバク・ジョコビッチ(Novak Đoković)
ノバク・ジョコビッチ選手はテニス選手で、ヨガと瞑想をトレーニングに取り入れているとのこと。
確かに、テニス選手ってよく自分の思うようなプレーができなかったときなんかにラケットを投げ付けたり、声を発したりしてストレス発散をしているようなことがありますよね。
メンタルを維持するのがとても難しいスポーツなんだなと思っていましたが、そういう場面でも瞑想の効果は得られるのでしょう。
ジョコビッチ選手は著書の中で、
『今でも、サーブを失敗したりバックハンドをしくじったときに、自己疑念にかられることはあるが、一方で対処法もわかっている。
ネガティブな考えが浮かぶことをそのまま認めて、そのままやり過ごし、今の瞬間に集中するのだ。
あのマインドフルネスが、痛みや負の感情と向き合うのにとても役立っている。
このおかげで私は本当に大切なものに集中できている。
そして脳内でそんなネガティブな声の音量を下げることができている。』
と語っていました。
アスリートではその他、
元プロボクサーのフロイド・メイウェザー(Floyd Mayweather Jr.)
サッカー選手のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)
なども瞑想を取り入れていると言われています。
俳優やアーティストでは、
マドンナ(Madonna)
レディー・ガガ(Lady Gaga)
ミランダ・カー(Miranda Kerr)
ビヨンセ(Beyonce)
が瞑想を実践していると有名です。
マドンナは、
『昔は一秒だってじっとしていられなかった。
いつだって動き回っていたわ。
よく周りにつっかかったし、ワイルドで気まぐれだったけど今は違う。
瞑想することで、沈黙がどれだけのエネルギーを持つかよくわかったの。』
このように言っているとのことで、瞑想でじっとしていることが苦手という方も多いと思いますが、マドンナもまさにじっとしていられなかった人なんですね。
気持ちの面で大きな変化があったことが語られています。
日本の有名人
・松下幸之助
松下幸之助氏はパナソニック(松下電器)を一代で築いた経営者です。
「経営の神様」という異名を持つ傍ら、「松下政経塾」を立ち上げて政治家の育成にも力を注ぎました。
マインドフルネス瞑想はスティーブ・ジョブズ氏やビル・ゲイツ氏の活躍によって広まったようなイメージもありますが、明治生まれの松下氏が取り入れていたと聞くと、やはり古くから瞑想の効果は、確立されていたのですね。
松下氏は、
「毎日2回以上、万物を存在せしめる宇宙根源の力への感謝をこめて瞑想していた」
んだそうです。
・稲盛和夫
もう一人の「経営の神様」稲盛和夫氏は京セラの創業者で、経営不振に陥っていたJALを復活させた人物としても知られています。
稲盛氏の経営の精神に「利他の心」があります。
自分を犠牲にしても相手を助けようという心です。
自分が儲けようとだけ思う経営ではなく、相手のためになるかを考えるのです。
瞑想によって落ち着いた気持ちを保てるからこそ、得られた精神だったのかもしれません。
・イチロー
日本とアメリカで活躍した元プロ野球選手のイチローさんも瞑想をしていたと言われています。
イチローさんが瞑想に語っているようなインタビューや動画はないのですが、当時のチームメイトがイチロー氏が瞑想しているのを見ていたことがあるそうです。
ヤンキース時代のチームメイト、デレク・ジーター選手が
『イチ(イチロー)はプロ意識がとても高い。
特に試合に臨む前、クラブハウスで気持ちを高ぶらせていく姿は絶対に誰もマネができないだろう。
彼は他の誰よりも球場に早くやってきて、器具を使いながらのストレッチなどで入念に体の手入れを行う。
それが終わると自分のロッカーの前に腰を掛けながら20~30分間、目をつぶって瞑想(めいそう)にふけるんだ。』
このように語っていたとのことです。
・メンタリストdaigo
daigoさんは、テレビに出ることを辞めてから瞑想を取り入れ始めました。
テレビ出演を辞め、周りと関わるストレスがなくなったと思いきや、ストレスや不安はなくならなかったんだそうです。
不安は自分の中から湧き上がってくるものだと実感したときに出会ったのが瞑想。
daigoさんはあらゆる瞑想を日常に取り入れ、思いっきり身体を動かした後に瞑想をするのもルーティーンになっているとのことです。
日本人では、
片岡鶴太郎さんがヨガ実践家として活動していたり、
松本莉緒さんはヨガインストラクターとなってヨガスタジオを開いたりしていますね!
松本さんは、子どもとの時間を優先するとなかなか瞑想の時間は取れないけど、洗濯物を干しているときや洗い物をしているときに瞑想状態に入っているとイベント話しています。
そう、目をつむって座って行うだけが瞑想ではありません。
今自分が行っていることに意識を向けて集中することなので、洗い物をしているときにも瞑想はできるものなのです!
瞑想を実践する著名人や有名人のやり方
上記で紹介した著名人の中から、具体的にどんな風に瞑想をしているのか調べてみました!
実際に洗い物で瞑想を実践している方もいますよ!
ビル・ゲイツ
マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏がまさに、洗い物で瞑想のような感覚を味わっていた方です!
ゲイツ氏の日課は、毎晩食べた後のお皿やコップを洗うこと。
決まった作業をする皿洗いは集中しやすく、まさに瞑想のようなもの。
洗剤の香りや水の温度を感じることで、そこに集中してリラックス効果を生み出すのです。
やはり日頃の仕事と離れた、仕事ではできないような作業をすることが心を落ち着けるのに効果的なんですね!
レイ・ダリオ
投資家のレイ・ダリオ氏は、朝起きてすぐに20分間、夕食を食べる前に20分間、一日2回の瞑想をしています。
ダリオ氏が行っているのは、超越瞑想というもの。
静かな場所でゆったりと座り、マントラを繰り返し唱えるのです。
マントラとは、自分が誰かに投げかけて欲しい言葉や、自分がどうありたいか、宣言するような言葉です。
ダリオ氏は市場取引が行われている時間であっても、落ち着かないとき、ストレスを感じたときには仕事を中断してまで瞑想の時間を取ることもあるんだとか。
心を落ち着かせるためや、新しいアイデアを生み出すためにも取り入れるとのこと。
ミランダ・カー
ミランダ・カーさんも超越瞑想で、マントラを唱えています。
毎朝5時半に起き、子どもたちが目覚めるまでが自分の時間。
まずは自分自身がここにいるという意識を持って、一日を始めるんだそう。
レディ・ガガ
レディ・ガガさんはインスタライブで瞑想を実践していました。
そのときに視聴者と共に行ったやり方は
リラックスした姿勢になる
鼻から息を吸う
息を止める
意識を無にする
吐く息と共にマントラを呟く
「I am calm.」「I am light.」
これを好きなだけ繰り返します。
まとめ:瞑想を実践する著名人や有名人まとめ!ビルゲイツやイチローのやり方とは?
瞑想を実践している著名人や有名人をまとめてみました!
いかがだったでしょうか?
名だたる有名起業家や経営者がこぞって瞑想を実践しています。
瞑想を実践する有名人たちは、瞑想を何十年も継続しているのです。
やはり継続することで
心の落ち着きを自分でコントロールすることができ、
新しいアイデアが浮かびやすくなったり、
人との関わり方に思いやりを持て、
チームワークが良くなったり、
相手を思える気持ちを持つことで人のために動くことができるんですね。
まずは自分ができるタイミングで、5分でもできる時間を作って継続してみましょう!