パサついた髪の毛は、老けて見られてしまう原因の一つになります。
艶のあるキレイな髪の毛の人は若々しく見えて、健康的にも見えるものです。
年齢を重ねるごとに気になってくる髪の毛の悩みの中から、今回は髪の毛の艶に注目してみました!
艶を出すための習慣や髪の毛にしっかりと栄養を届けてくれる食べ物についてまとめていきます♪
【この記事でわかること】
髪の毛の艶を出す習慣がわかる
髪の毛に艶を出すための栄養素や食べ物がわかる
髪の毛に艶がないのは生まれつきや遺伝が関係しているのかがわかる
髪の毛の艶がなくなる原因
髪の毛の艶がなくなる原因にはさまざまなものがあります。
最もわかりやすいのは、ヘアカラーやパーマ、ヘアアイロンなどによって傷む場合。
髪の毛の表面がダメージを受けることで艶がなくなります。
私は生まれてこの方、ヘアカラーをしたことがありません。
美容院に行くたびに「髪の毛ツヤツヤですね!最近こんなツヤツヤの髪の毛触ったことないです!」なんて言われるほど。
パーマは何度もかけたことがあるので、よほどヘアカラーはダメージが強いものなのかがわかりますよね。
髪の毛にとってよくないのは乾燥も。
髪の毛に必要な水分や油分が不足することで、髪の毛が乾燥してパサつき、艶がなくなります。
老化現象の一つであるうねりは乾燥が原因のこともあり、加齢と共に髪の毛の水分保持力が下がり、うねりが起こると、光がキレイに反射されずに艶のない髪の毛になります。
うねりは全体のまとまりが悪くなったり、まとまらないためにスタイルが決まらないということも起こってくるので、年齢を重ねるごとに気をつけていきたいポイントですね。
加齢で肌が乾燥しやすくなったりするので、スキンケアは積極的に行っている方も多いかもしれませんが、髪の毛も肌と同じようにケアをしていかなくてはいけません。
髪の毛1本1本には水分や油分が適度に必要になりますが、頭皮や髪の表面に溜まった汚れや皮脂は艶がなくなる原因になってしまいます。
余計な皮脂で髪の毛がコーティングされてしまうと、外からの栄養や保湿の意味がなくなってしまいますよね。
髪の毛表面についた汚れはシャンプー前の予洗いで落とすことができますし、頭皮の汚れはシャンプーやすすぎで対策ができます。
この後、艶を守るため、艶を出すための洗髪方法についても解説していきますね!
髪の毛の艶を出す習慣
髪の毛の艶を出すためにやった方が良い習慣や、止めた方が良い習慣があるので見ていきましょう!
適切な洗髪方法を行う
髪の毛を洗うとき、さっとお湯で髪の毛を濡らし、その後すぐにシャンプーをつけてゴシゴシ洗っていませんか?
それ、髪の毛が傷んだり艶がなくなる原因です!
先述したように、髪の毛表面についた汚れはお湯で流すだけで大方除去することができます。
実はシャンプー自体も髪の毛を傷める原因になるので、できる限り使う量を少なくした方が良いのです。
あらかじめお湯で髪の毛や頭皮をしっかりと流すことで汚れが落ちやすくなり、シャンプーの泡立ちが良くなります。
泡立ちが良くなると余計な量を使う必要もなくなりますよね。
また、「髪の毛を洗う」と言いますが、シャンプーで洗うのは頭皮!
頭皮は指の腹でマッサージするように洗い、髪の毛自体にはシャンプーはなじませる程度でOK。
そして、お湯でシャンプーをしっかりとすすぎます。
しっかり洗い流さないと、残ったシャンプーも汚れやフケの原因になってしまうため、十分に洗えたと思ってからさらに1分ほど長めに洗い続けるぐらいがちょうど良いと言われています。
芸人のバイク川崎バイクってご存じでしょうか?
その方、元美容師さんなのですが、あるテレビ番組で、「シャンプーのすすぎは自分が思っている4倍の時間をかけろ!」と言っていました!
私はその言葉を聞いてからシャンプーのすすぎに一番時間をかけるようになったんです。
そしたら、ドライヤーをしてからの髪の毛のサラサラ具合がすごく変わったんですよね!
これ本当なので、ぜひ試してみてください!
シャンプーを十分に洗い流したら、コンディショナーで髪の毛全体を保護します。
シャンプーは頭皮を洗うものですが、コンディショナーは髪の毛につけるものです。
コンディショナーを頭皮につけると、毛穴が塞がり汚れが溜まる原因になるので、髪の毛の表面を保湿するような感じで浸透させましょう。
適切なドライヤーの使い方をする
洗髪後にドライヤーをする前には必ずタオルドライを挟んでくださいね。
タオルドライである程度水分をとっておく必要があります。
タオルドライでは髪の毛をゴシゴシ擦り合わせたりするのではなく、タオルに髪の毛の水分を移すような意識で優しく行います。
髪の毛の水分は、根元から毛先に流れるようになっているので、根元からしっかりと水分をとっていきましょう。
その後のドライヤーでも、根元から乾かしていくのが基本です。
根元をしっかりと乾かすために、髪の毛を立たせて乾かすと効率的ですし、ボリューム感もアップします!
全体が乾いたら、最後に30秒ほど冷風を当てて、キューティクルを整えます。
毎日のブラッシングを行う
毎日のブラッシングで、頭皮の血行を促進し、髪の健康を維持することができます。
また、ブラッシングによって、髪の表面の汚れや余分な油分を取り除くことができるので、洗髪前にもブラシを通しておくと良いですね。
ただし、絡まっているところに無理にブラシを通して圧力をかけてしまうのはNGです。
毛先から徐々に解きほぐしていくことを意識しましょう。
適切な食生活を心がける
健康的な食生活を心がけることで、髪の毛の健康を保ち、艶を与えることができます。
この後、髪の毛の健康を保つために必要な栄養素や食べ物についてまとめていきます。
髪の毛の艶を出す食べ物
・タンパク質
タンパク質は髪の毛の主成分であるケラチンの材料となります。
ケラチンは、髪の毛の他にも、爪や皮膚の健康を維持するのに必要な成分です。
鶏肉、牛肉、豚肉、魚、卵、豆類などに豊富に含まれています。
・ビタミンB群
ビタミンB群には、髪の成長に必要な栄養素が含まれています。
特に、ビタミンB7(ビオチン)は、髪の毛の艶を出すために効果的です。
ビオチンは卵、牛肉、豚肉、鶏肉、アーモンド、ナッツ、レバーなどに豊富に含まれています。
・ビタミンE
ビタミンEは、抗酸化作用があり、髪の毛のダメージを修復し、艶を出す効果があります。
ビタミンEを含む食品には、アーモンド、ピーナッツ、アボカド、オリーブオイル、サバなどがあります。
・亜鉛
亜鉛は、髪の成長や健康に必要なミネラルであり、髪の毛の強さや艶を出す効果があります。
亜鉛を含む食品には、牡蠣、赤身の肉、豆類、ナッツ、卵、チーズなどがあります。
・鉄
鉄は、髪の毛の成長に必要な栄養素です。
赤身の肉、レバー、貝類、ほうれん草などに含まれています。
髪の毛の艶を出す食べ物を使った料理の一例
髪の毛を健康的に保つ栄養素を含む食材として、卵がかなり万能であることがわかりますね!
卵は良質なタンパク質を含む食材としても、毎日摂取するのはおすすめです。
朝食であれば、オムレツや味噌汁に卵をといて入れるなど気軽に取り入れやすいですね♪
私は毎朝、オムレツにチーズを入れて食べています。
タンパク質やビオチンは牛肉、豚肉、鶏肉には含まれているため、野菜炒めにしたり、鶏胸肉のサラダにするのも良いですね。
サラダにはナッツを入れたりするとビタミンEや亜鉛も摂取することができます。
レバーもとっても万能な食材です。
家で食べることはあまりないかもしれませんが、下処理をしっかりすれば嫌な臭みも取れます。
レバニラ炒め
レバーの串焼き
レバカツ
レバーペースト
など、レバーは焼いても煮ても揚げてもおいしく食べられますね!
髪の毛に生まれつき艶がない!?遺伝?
髪の毛に艶がないのは生まれつきの場合や遺伝的要因による場合もあるとのことです。
欧米ではブラウンや金髪の髪の毛の方が多いですよね。
それでわかる通り、髪の毛の質や艶は、毛髪の構造や成分に影響を受けるため、人種や地域によって異なります。
親や祖父母の髪質や特徴が遺伝的に引き継がれる場合ももちろんあります。
しかし、髪の毛の状態は、その人自身の環境要因やライフスタイルの影響を大きく受けるため、遺伝だけが問題ではない場合が多いのです。
ということは、ライフスタイルや習慣を変えることで髪の毛に艶を出したり、髪の毛の健康を取り戻すこともできるということですね!
適切なケアや栄養補給をしっかりとして、髪の毛の健康を保っていきましょう!
まとめ:髪の毛の艶を出す習慣や食べ物とは?生まれつき艶がないのは遺伝?
髪の毛の艶がなくなるのは、これまで髪の毛に行ってきたヘアカラーやパーマ、ヘアアイロンなどの影響が大きく関わっています。
それに加えて髪の毛の老化現象の一つにも挙げられます。
加齢によって髪の毛の水分保持力が低下し、乾燥に繋がってパサつきが起こりやすくなるのです。
肌の乾燥を同じように、髪の毛もしっかり保湿ケアをしていくことが重要になります。
髪の毛の艶を出す習慣として、洗髪の仕方も大切です。
お湯で頭皮までしっかりと予洗い
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シャンプーで頭皮を洗う(髪の毛にはなじませる程度で)
↓
シャンプーをしっかりと洗い流す
↓
コンディショナーで髪の毛を保護する
↓
タオルドライをする(根元から)
↓
ドライヤーをする(根元の髪の毛を立ち上げてしっかりと乾かす)
食事から髪の毛への栄養を摂ることも効果的です。
髪の毛に艶を出すために必要な栄養素にはタンパク質、ビタミンB群(ビオチン)、ビタミンE、亜鉛、鉄などがあります。
髪の毛の質や艶は、人種や地域によって異なり、さらに遺伝的要因もあると言われています。
しかし、多くはその人自身の環境やライフスタイルによって変化するため、日頃の習慣によって健康的な髪の毛を取り戻すこともできると考えられます!