足爪の汚れ&臭いの取り方!黒い汚れは角質?原因と対策を紹介

しっかり足を洗っているのに臭いが気になる!

そんなときは足の爪に汚れが溜まっているかも?

夏は汗をかきやすく、冬は靴や靴下の中でこもって蒸れやすいため、足の汚れや臭いに悩みを持っている方もいらっしゃいますよね。

もちろん、水虫などの足の病気が原因であることもあります。

ひどい場合は病院受診をした方が良いですが、やはりひどくなる前の対策もしっかり知っておきたいですね。

足の爪の汚れの正体や、臭わないようにする対策について調べてみたのでまとめていきます!

 

【この記事でわかること】
足の爪の汚れや臭いの原因がわかる
足の爪の黒い汚れの正体がわかる
足の爪の汚れや臭いの取り方や対策がわかる

 

足爪の汚れ&臭いの原因

ソファでくつろぐ男性の足元

足の裏には多くの汗腺があり、雑菌と反応することで臭いを発生させたり臭いが強くなったりします。

雑菌は、通気性の悪さや湿度の高さで繁殖しやすく、見落としがちな爪に繁殖している場合もあるので、気付かぬうちに爪に雑菌やカビが繁殖して、足の臭いの原因になっていることもあるのです。

では、足の爪の雑菌の繁殖の原因は?

 

不衛生な環境

足の裏の汗腺からの分泌物が足の爪にも付着して、雑菌の繁殖を招いている可能性があります。

そもそも足をキレイに、清潔にしておかないといけないということですね。

足の爪に黄色っぽい斑点があったりすると、細菌や真菌の感染を招いている可能性があるので、病院を受診した方が良いかもしれません。

 

爪をあまり切らない

爪切りをする

足の爪を切らずに放置していると、爪に汚れが溜まりやすかったり、溜まった汚れを放ったらかしにして臭いが発生する原因になります。

夏はサンダルを履いたり素足になる機会が多いため、足のケアにも気をつけたりしますが、冬はどうしても放置気味になってしまうという方もいるのではないでしょうか?

冬場は特に靴下や靴を履いて通気性が悪くなったりしていることも臭いの原因になります。

まだ女性の方が足の爪のケアもしている方が多く、足の爪を切らないことによる汚れや臭いの発生は、男性特有のものでもあったりします。

まずは爪を適度に切って、汚れが溜まりにくい環境を整えることが大切ですね★

 

変色や炎症

爪の下に黒い汚れがあると思っていたら、実は変色や炎症だったということも!

スポーツをしていて指を打ちつけたり、重い物を足に落としてしまったことが原因で血腫ができてしまったり、爪が湾曲し巻き爪になって爪の表面が変色してきたり、一番厄介なのは水虫でしょうか。

爪水虫は白癬菌が爪の中に入り込んで、黒色の色素を作り出すメラニン色素が増加して黒くなる場合があります。

爪水虫から足の皮膚の他の部分に感染が広がったりもするので、違和感を感じたらすぐに受診するのがおすすめです。

水虫が治ると変色も次第に薄くなると言われています。

 

足爪の黒い汚れは角質?

かかとの角質

足の爪の汚れは、靴下の繊維だったり、足の汗によるものだと思う方が多いかもしれませんが、汚れの多くは角質なんです。

私たちの皮膚の角質は、肌のターンオーバーの仕組みによって、古くなった角質が肌の外側に押し出されて垢として皮膚から剥がれ落ちます。

しかし、爪と指の間の角質は自然には剥がれ落ちにくいため、しっかりと洗ったりケアしないと垢として溜まっていってしまうのです。

それがどんどん溜まってしまうと爪が変形する原因になり、爪の表面の変色にも繋がってしまったりします。

日頃から足はキレイに洗っているつもりでも、爪の中に意識がいかないと垢が溜まって臭いの原因にもなるんですね。

 

足爪の汚れ&臭いの取り方!

では、足の爪の汚れ(垢)やそれによる臭いを取るにはどんな方法があるのでしょうか?

 

足をしっかりと洗う

まずはやはり基本としては足をしっかりと洗うこと!

汗腺が多い足の裏を中心に、指の間や爪の周りも丁寧に洗いましょう。

意識して洗うだけで汚れや垢の取れやすさは違いますね。

石けんでしっかり洗ったらしっかりと流水で洗い流すことも忘れずに。

石けんカスが爪垢となって残ってしまうことになります!

 

爪ブラシを使う

タオルやスポンジで落としきれない場合は、爪ブラシを使うことで、爪の表面や中に付着した汚れを取り除きやすくなります。

ただし、ゴシゴシと強くこするのではなく、石けんをつけて指先を優しくなでるようにして、傷つけないようにしましょう。

 

フットバスをする

花を浮かべて足湯、フットバスをする

足を洗う前に、足をぬるま湯に10分ほどつけておくと爪垢が柔らかくなったり、汚れが浮き上がって、垢や汚れが取り除きやすくなります。

私は普段から身体を最後に洗う習慣があるのですが、髪の毛や顔を洗っているときに足を洗面器につけて足浴をしています。

これは冷え性だからという理由でやっているのですが、足を洗うときに垢を取り除きやすくなるという効果もあったのか!と一石二鳥の効果を知れて嬉しくなりました^^

爪の垢をふやかしたら、石けんで優しく洗いましょう。

フットバスにアロマオイルを数滴垂らしたりすると、香りを楽しむこともできて癒しの時間にもなりそうです♪

 

足爪の汚れ&臭いの対策を紹介

足の爪の汚れや臭いの対策の基本としては、やはり毎日しっかりと足を洗うことです。

特に足の裏や指の間、爪の周りは意識をしないとしっかり洗えていないことが多いので、足の臭いが気になるという方は特に丁寧に洗うことを意識しましょう。

その他にも足の爪の汚れや臭い対策として注意を向けておくべきポイントがあります。

 

靴下や靴を清潔に保つ

足の爪の臭いを防ぐためには、靴下や靴の清潔を保ちましょう。

それらを洗濯することはもちろんですし、靴下や靴は通気性の良いものを選んだりするのもポイントになりますね。

汗を吸い、湿気を逃がしてくれるような素材、吸水性・放湿性、ドライ感…こういったキーワードで製造・販売されているアイテムを選ぶと良いです。

中でも、5本指ソックスは、指と指の間が分かれているので、それぞれの指を包んでいる生地が汗を吸収してくれて蒸れにくいのです☆

足の汚れや臭いに5本指ソックス

5本指ソックスの構造として、菌が繁殖しにくくなっているので、足の清潔さを保つには欠かせないアイテムとも言えるでしょう。

指を1本1本入れるのが面倒という声も聞かれたりしますが、これも履き慣れるだけなので、しばらく試してみると良いですね。

また、5本指でなくても、親指だけが分かれている足袋型のソックスもあるので、それから始めてみるのも良いかもしれませんね^^

靴下を履く前に足の裏に制汗剤を塗ったりするのもおすすめです。

制汗剤には、ジェルタイプやクリームタイプ、スプレータイプなどテクスチャも色々ありますし、手を汚したくない人はロールオンタイプでサッと塗ったりできるものも。

ベタつくのが嫌な方は速乾性のあるものや、特に指の間など気になるところだけ塗るタイプのものなど、色々な制汗剤があるので、自分に合うものを選んでみてください。

たくさん商品が出ているということはそれだけ足の臭いが気になっている方も多いということですね。

 

爪切りで爪を切る

爪をあまり切らない人にも、足の爪の汚れや臭いが残りやすいので、爪切りの習慣をつけるようにしましょう。

爪を適切な長さにカットすることで、汚れが溜まりにくくなり、臭いを防ぐことができます。

適切な長さは、指の先端と同じくらいの長さを意識すると良いでしょう。

手の爪は先端を丸く切ったりヤスリで削ったりしますが、足の爪は先端を真っ直ぐにする方が汚れが溜まりにくくなります。

爪の両端の角を切りすぎると巻き爪になる恐れがあるので、角はヤスリで優しく削って丸くなるようにすると良いですね!

爪を切るときは、お風呂上がりなど爪が柔らかくなっているタイミングが切りやすいです☆

 

適切なサイズの靴を履く

白いスニーカー

足の臭いを防ぐ対策として、靴のサイズが関係していることもわかりました!

確かに、自分に合った靴のサイズを選ばないと靴擦れになったり、足が疲れやすくなったりというのは経験がありますが、臭いにまで関係しているとはどういうことなんでしょうか?

 

☆適切なサイズよりも少し小さめの靴を履いている場合☆

指や足の筋肉は靴の中で縮こまってしまい、緊張状態になります。

それでも歩いたりするので、一生懸命筋肉を動かそうとするんですね。

ただでさえ足の裏は汗をかきやすいのに、それによって余計な汗をかいてしまうため、臭いや雑菌が繁殖しやすくなってしまうというわけです。

 

☆適切なサイズよりも大きめの靴を履いている場合☆

大きめの靴だと、靴の中に空間が生まれています。

本来であれば、靴の中の空気を外に排出したいのに、靴の中に隙間ができるとその中で空気が滞ってしまうのです。

うまく換気ができていない状態になるんですね。

また、大きめの靴を履いていると靴の中で足が無駄に動いてしまいます。

その際に摩擦熱が生じて、蒸れやすくもなったり、靴の中で足が動くことで動かないようにしようと足の裏に力が入り、汗をかきやすくなったりもするのです。

大きめに感じる靴を履いていたら、中敷でサイズを調整したり、紐のある靴であれば、靴紐をしっかり結ぶなどしてみてください。

靴の消臭アイテムや制汗剤を使っても臭いが気になっているという方は、靴のサイズを見直してみるのも良いかもしれませんよ★

通気性が良くない靴には臭いがこもりやすいため、2日続けて履かないというのも意識してみてください。

一日履いたら靴を乾燥させる時間を作ってあげると良いでしょう。

靴を洗濯、乾燥させる

玄関に靴が並んでいるのが嫌で、すぐに靴箱にしまう方もいるかもしれませんが、一日履いた靴は一晩出しておいて乾燥させる方が臭いがこもりにくくなりますよ♪

 

フットケアをする

足を洗うこと、爪の長さや形を整えることなど、日頃からフットケアをしているだけで汚れや臭い対策になります。

足が疲れていたり浮腫んでいて血行が悪くなっていることも臭いが強くなる原因になります。

股関節のストレッチをしたり、第二の心臓と言われているふくらはぎをマッサージしたりするのも良いですね!

私は湯船に使っているときに足の裏をギューっと押してみたり、足の指を一本一本つまんだり、足をなるべく触って疲れを取ったり足裏を柔らかくしたりしています。

足の裏には色々なツボがあるので、足の臭いだけでなく、身体の不調を軽減できたりもしますよ♪

 

まとめ:足爪の汚れ&臭いの取り方!黒い汚れは角質?原因と対策を紹介

足の汚れや臭いが気になるという方は、足の爪まで意識をしてケアしてみましょう。

効率的に足の爪を洗うには、あらかじめ足をぬるま湯につけてふやかしておき、汚れを浮き上がらせると良いでしょう。

爪ブラシを使ったりして丁寧に洗うことを意識するだけで効果が出るはずです。

足を洗うだけでなく、

・爪を適切な長さに切り揃えて汚れを溜まりにくくしたり
・吸水性や放湿性のある靴下の素材を選んだり
・自分に適した靴のサイズを選んだり

することもポイントになります。

足元を清潔に保つためには、足元のアイテムにも気を使っていきましょう!

 

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