ダイエットを始めてみたものの続かない…
いつも最初は頑張るけど途中から諦めてしまう…
ダイエットを続けられる自信がない…
ダイエットは人間の一生の悩みかもしれません><
体重を減らして健康的になりたい!モテたい!という気持ちはあるけど、なかなかダイエットに成功せずに悩んでいる方は多いですよね。
ダイエットが続けられない原因はなんでしょう?
それを克服するためにはどうすれば良いのでしょうか?
【この記事でわかること】
ダイエットが続かない原因
ダイエットしたいのに食べてしまう人におすすめの方法
ダイエットが続かないのは意志が弱いから?
ダイエットは今までに何度もチャレンジしてきたけど、今まで続いたことがない!
ダイエットできたけどリバウンドしてしまった!
この原因を考えたときに「自分はダイエットへの意志が弱いからだ…」と落ち込んだことはありませんか?
意志が弱いから我慢できずに食べてしまう…そう思う人に朗報です!
実は、我慢できずに食べてしまうのは、人間の自然な反応だったりもするんです^^
人間の食欲には、『恒常性食欲』と『報酬系食欲』の2種類があります。
『恒常性食欲』は、生きるため、生活するために必要な食欲のこと
『報酬系食欲』は、快楽を得るための食欲のこと
です。
恒常性食欲はお腹が空いて食べるのに対し、報酬系食欲はストレスや疲れを理由に食べること。
「スイーツは別腹」ってよく言いますよね。
たくさん食べた後にもうお腹が空いていない状況でも食べられるスイーツは、快楽を得るため(報酬系食欲)でしかないのです。
食欲を我慢できない!という人は、報酬系食欲が強くなっていると考えられます。
この報酬系食欲は脳が快楽を求めているがために、自分ではコントロールができません。
ついつい食べてしまう…という現象は、自分の意志が弱いからではなく、脳がそれを求めているから。
しかし、そう思ってしまうと、報酬系食欲で食べてしまうのは仕方がないのか?
結局それを続ければ痩せられないですよね?
そんな方は、報酬系食欲でどうしても食べたくなったときには、少しの量を時間をかけて食べてみてください。
報酬系食欲は食べ物を舌で感じて脳に伝達させることで満足感を得られます。
舌の感度は高いのですが、同じ場所で味わっていると感度が鈍くなります。
ですので、舌の先端や右側や左側…とワインのテイスティングをするように食べ物を転がしてみます。
すると、舌の感度が高い状態で脳に伝わる情報量が多くなり、少量でも満足感を得ることができるのです。
ダイエットが続かない原因!
報酬系食欲があるから食べることが我慢できなくなることがあるのはわかりましたね。
この報酬系食欲ともうまく付き合う必要があるのがダイエット。
無理に食事制限したりすると余計にストレスになり、そのストレスでまた報酬系食欲が出てきてしまいます。
ダイエットはストレスを溜めない、無理をしないというのが一番効果的かもしれません。
過度な食事制限をしている
ダイエットをしている人にとっては過度な食事制限が一番辛いかもしれません…
食べたいものを食べられないって本当にストレスになりますよね。
それで報酬系食欲が増しては意味がないので、過度な食事制限はおすすめしません。
かと言って、食べたいときに食べたいものを食べるならダイエットにはなりませんよね。
食事制限をするなら、食事の習慣から変える必要があります。
必要な栄養素を摂らないと健康的に痩せることはできません。
“〇〇だけダイエット”とか“〇〇制限ダイエット”など、特定のものを意識するようなダイエット方法は禁物!
ダイエットは長期的に考えて体質を変えていくことを意識する方が良いので、ダイエットをするというよりも、「栄養バランスを考えた食事をする」ことに重きを置いた方が良いですよ♪
3大栄養素のたんぱく質(Protein)・脂質(Fat)・炭水化物(Carbohydrate)のバランス(PFCバランス)を考えた食事を摂ることを心がけます。
ダイエット期間中なら、
たんぱく質:40%
脂質:25~30%
炭水化物:30~35%
といったバランスで、少し炭水化物を控えめにすることを意識すること。
炭水化物は「食べてはいけない」ではなく、「控える」意識で。
「食べてはいけない」がストレスになってはいけませんからね!
そして、毎食毎食このバランスを考えるのも大変です。
ですので、「一日の食事の中で」と大きく考えるのも食事制限が辛くならない秘訣ですね☆
運動のレベルが自分に合っていない
ダイエットには運動が必要だから!といきなり激しい運動をするのはよくありません。
これがダイエットを続けられない、大きな原因になります。
これまでほとんど運動をしてこなかったのに、いきなりランニングを始めたり筋トレを始めたりすると誰だってキツイです!
まずはウォーキングから、まずはストレッチから、と今自分ができる範囲の運動をしていきましょう。
運動は習慣化することがとても大切です。
習慣化するためには、軽いものから始めること。
人間は、辛い、しんどいと思ってしまうと続きません。
軽い運動が習慣化して、しんどくなくなったら徐々にレベルを上げていきましょう。
体重変動を気にしすぎている
体重は一日一日でかなり変動があります。
ですので、体重を測るたびに一喜一憂しないことが大切です。
ただ、毎日測るのは良いことです。
日々の自分の身体の変化に気づくことができます。
体重計に乗ることも習慣にしておくと、ダイエットに成功した後も体重計に乗ることで変化に気づきやすくなり、リバウンドしにくくなります。
ダイエット期間中は、体重計には毎日乗るけど、増えた日もあれば減る日もある。
増減した数値だけを気にするのではなく、
増えた原因は何だったのか?心当たりがあればそれをやめてみる
減った理由がわかればそれを続けてみる
など、自分の行動と体重が結びつくことでダイエット方法の改善にも役立ちますね♪
一日一日ではなく、1週間を通してどうだったか?など中期的に体重の変化を見ると良いですね。
明確な目標を立てていない
何かを達成するには、何事も明確な目標が必要になります。
目標がなくただ「痩せたい」だけだと、どこまで減らせばゴールなのか?が見えず、辛いと感じたときにすぐにやめてしまいます。
「いつまでに」「どのくらい」痩せるのかを明確にしましょう!
さらに、それをすることでどんな良いことがあるのか。
何のためにダイエットをするのかも自分の中で言い聞かせると良いですよ。
「私は、20××年◯月▲日までに■kgまで体重を落とすことで〜〜を叶えることができる!」
などより具体的に目標設定し、それを唱え続けるというのもおすすめです!
ダイエットの基礎知識がない
ダイエットの基本はカロリー収支です。
摂取カロリー<消費カロリー
になれば痩せます。
食べた以上に動けば痩せるのです。
ここの基本を考えずにただ食事制限をしたりすると、辛くなったりストレスになり、ダイエットが続かない原因になります。
ダイエットしたいのに食べてしまう人におすすめの方法
ダイエットのときも、食べても良いのです!むしろ無理なく続けるには必要なものは食べなければいけません。
食べても良いダイエットをするためのポイントを挙げていきますね。
一日三食食べる
意外に大切なのは一日三食食べること。
一日の食事を3回に分けて食べることで、血糖値の急上昇を抑えます。
空腹時に一気に食べると血糖値が急上昇するので、少しの量を細かく分けて食べるのがおすすめされていたりしますよね。
特に朝食は一日の中でも重要な食事です。
人は、朝起きたときが最も低血糖状態にあるため、ここでエネルギーを補給しないと一日脳が働かない、身体が動きにくいといった身体の不調に繋がります。
一日の代謝を上げることでカロリーを消費しやすくなり、体重減少に繋がるのです。
咀嚼回数を増やす
人は、よく噛むことで満腹中枢が刺激されます。
それが食欲抑制に効果が出るのです。
また、咀嚼も立派なカロリー消費になっているんですよ!
ただ顎を動かしているというだけではなく、噛み続けるということが大切なのです。
食事の間の30分、カロリーを消費し続けていると考えれば、とても効率的なカロリー消費方法だと思いませんか?
また、報酬系食欲のところでも先述しましたが、舌の上で食べ物を転がすことで脳に伝わる情報量が多くなって、満足感を伝達することができます。
食べても良い間食をする
ダイエットを始めると辛いのが間食できないこと。
ケーキやチョコレートなど甘いものはダイエットには禁物ですよね。
でも我慢ばかりしているとストレスになり、やはり報酬系食欲が強くなってしまうと結局食べてしまいます。
そうならないように、ある程度の間食もOKにしてしまいましょう!
ダイエット中の間食におすすめなのは、ヨーグルト、ナッツ、果物などです。
ケーキやスナック菓子は栄養価がほとんどなく、ただカロリーを摂取しているだけで太る原因になります。
そういったものを食べるよりも、
食物繊維がたっぷり含まれているヨーグルト(無糖)
食物繊維やポリフェノールなど健康や美容に良い栄養素が含まれているナッツ
自然な甘さで血糖値の上昇を緩やかにしてくれる、りんご・キウイ・いちごなどの果物
で補うようにしましょう。
また、チョコレートの中でも高カカオチョコレートであればポリフェノールのおかげで基礎代謝をアップしてくれたり、ストレス緩和にも役立ったりしますよ♪
まとめ:ダイエットが続かない&意志が弱い人の原因!食べてしまう人におすすめの方法
ダイエットしたいのに意志が弱くてついつい食べてしまう…
その原因は、ストレスや疲れを理由に食べてしまう報酬系食欲かもしれません。
これは自分自身ではコントロールできない食欲なので、うまく付き合っていく必要があります。
その対策として、しっかり食べ物を舌の上で転がし、脳への情報量を増やして満足感を伝えること。
すると、少量で報酬系食欲は抑えられるかもしれません。
ダイエットを続けるためには、
過度な食事制限をしない
自分に合った運動のレベルから始める
体重変動を気にしすぎない
具体的な目標を決める
ダイエットの基礎知識(消費カロリー>摂取カロリー)を意識
などが効果的です。
過度なダイエットは余計にストレスを誘発させて食欲を増してしまう恐れがあるため、自分にとって無理のない範囲で、でもしっかりと目標を決めて取り組むことが重要です。