「朝食は食べた方が良い!」「朝食は食べない方が良い!」
朝食に関して世間の意見って真っ二つなんですよ!
個人的には朝食は絶対に取らないとダメな方なので、「朝食を食べない方が良い!」と言っている人がいることに驚きました!
「朝が苦手で食べる時間がない」とか「食べる習慣がない」というのはわかるのですが、食べない方が良いということなんてあるんでしょうか!?
【この記事でわかること】
朝食を習慣化させるメリットがわかる
朝食を食べない方がいい、食べない方が痩せると言われる理由がわかる
朝食を食べることでどんな良いことがあるのか?
ダイエットには朝食を食べた方が良いのか?食べない方が良いのか?真相を調べてみました!
朝食を習慣化させるメリットとは?
朝はギリギリまで寝ていたいから朝食は食べない!という方が多いでしょうか?
これまでの習慣によって朝食を食べないことが普通という方もいますよね。
私自身は、子どもの頃から朝ご飯を食べることは当たり前で、朝はスッキリ目覚めることができる方なので、朝ご飯を食べないなんてことを考えたことがありません(笑)
朝起きたらお腹が空いているので、食べないと動けないくらいです(笑)
でも、やはり大人になって健康について調べてみると、やはり朝食はすごく大事な食事なんだなということがわかりました。
朝食って食べた方が良いの?食べない方が良いとも聞くけどどっち?と気になっている方はぜひこの先を読み進めてみてください^^
集中力ややる気が向上する
人は、寝ている間にもエネルギーを消費しています。
特に脳の栄養となるブドウ糖が不足している状態で起床するのです。
ですので、起きてからブドウ糖を摂取することで、脳もしっかりと目覚めさせてあげる必要があります。
脳のエネルギーが足りていないということは、頭が働かないということですよね?
朝からしっかり仕事したいのに頭が働かない、集中力がないという場合は、脳のエネルギーが足りていないのかもしれません。
朝食を摂る習慣がない方は、コーヒー+砂糖から始めてみるのも良いかもしれません★
砂糖が脳を働かせる役割をしてくれます♪
朝から集中力ややる気を向上させるには、セロトニンという脳内の神経伝達物質を活性化させることも必要になります。
このセロトニンは幸せホルモンとも言われていて、精神を安定させたりやる気を向上させたりする役割があります♪
このセロトニンを活性化させるのに効果的なのが朝食!と言っても、朝食の栄養素ではなく、「咀嚼」という行動が大事なのです!
セロトニンは、リズム運動で活性化すると言われていて、咀嚼こそが身体のリズム運動に匹敵するということ☆
朝のウォーキングやランニングなどもリズム運動としては効果的ですが、朝から動けない…という方は、朝食がハードルの低いリズム運動になるのではと思います。
セロトニンを意識して朝食を摂る場合により効果的なのが、バナナを食べることです。
バナナはセロトニンを作るために必要なトリプトファンという物質を多く含んでいます。
トリプトファンが脳に吸収される時間もそう長くかからないため、すぐにセロトニンを作り活性化できるんですね。
また、トリプトファンは、ある程度のブドウ糖がないと吸収されにくいとも言われているので、糖質も含むバナナはとっても万能なのです☆
体内時計を整える
咀嚼というリズム運動で活性化したセロトニンのおかげで、体内時計を整えることもできます。
セロトニンは、活性化してから15〜16時間後にメラトニンという物質を分泌させます。
このメラトニンは眠さを引き起こす物質なので、
朝7時に起きて朝食を食べる
↓
セロトニンが活性化
↓
夜22時(15時間後)にメラトニンが分泌
↓
眠くなる
という一日の流れができるのです。
自然と眠くなって眠ることで朝きちんと起きれるようになりますよね♪
もちろん、これは続けることに意味があります。
一日朝食を食べただけでその日から早く寝られるというわけではありません。
そういう生活リズムに徐々に変えていく気持ちで朝食を取り入れてみてください♪
便通を良くする
食事をすると腸の動きが活発になり、排便を促しやすくしてくれます。
特に腸がより反応しやすくなるのが朝食後。
寝ている間に休んでいた胃に食べ物が入るといつも以上に刺激となって腸が活発に動き始めるのです。
3食食べていない、食べる時間が決まっていないなど、不規則な食生活になっていると、腸の動きも悪くなり、便秘になりやすいです。
ちなみに子どもの頃から朝食を食べるのが当たり前になっている私は生まれてこの方、便秘に悩んだことはありません★
規則正しい食生活は、身体のリズムも不規則になってしまうので、まずは決まった時間に食べる朝食から見直してみてはいかがでしょうか?
自分に必要な食事量がわかる
朝起きてもお腹が空いておらず、食べたくないから朝食は食べない、食べられないという方は、もしかしたら夕食を食べ過ぎているのかもしれません。
もしくは、寝る前の夜食が余計なのかも。
朝食を食べるための準備は夕食から始まっています。
朝食を食べなければ規則正しい食生活とは言えないとしたら、朝食を食べられない時点でその前の日から食生活が不規則になっているのです。
もし、自分にとって適度な夕食の量を食べていたら、朝起きたときにお腹が空いていて朝食を食べられるはず。
ちなみに、朝起きられないとか、ゆっくり眠れなかったというときは、夕食を食べる時間が関係している場合もありますよ。
食事をすると腸が動き始めるので、寝る直前に何か食べてしまうと腸が動いていて身体はまだ寝る準備になっていないのです。
夕食は寝る3,4時間前には済ませておくのが理想☆
朝食は食べない方がいい&痩せるは本当?
朝食は食べた方がいい!と言われている一方、食べない方がいいとか、食べない方が痩せるとか、朝食抜きダイエットというのが言われていたりしますね。
食べる食べないは人それぞれだけど、食べない方がいいというのはどういうことなのでしょうか?
健康な私自身が朝食を摂るのが当たり前の生活をしている中で、朝食を食べた方が健康的に過ごせることは、覆るはずがないと思っていたのですが^^;
朝食を食べると調子が悪くなる理由
朝食を食べると、
胃もたれを起こす
通勤電車で便意をもよおしたら心配
など食べられない理由を持っている方もいますよね。
そんな方は無理に食べる必要はありません。
自分の中でそれが辛い状況ならば無理に変える必要はないと思うのですが、それでも知っておいていただきたいのは、胃もたれを感じる方は、空腹時間が長すぎるのも良くないということです。
胃の中が空っぽの状態だと、食べ物を消化するために胃酸が胃粘膜を攻撃して傷つけてしまうので、胃が荒れやすくなります。
朝食を抜くことが逆に胃もたれを起こしてしまっていることもあるということですね。
さらに朝食を食べないことで、昼食の量が多くなり、それも胃の負担になってしまうこともあるのです。
ですので、先述したコーヒー+砂糖やバナナ半量だけでも構わないので何かお腹に入れる方が体調は良くなる可能性がありますよ。
朝食を食べない方が痩せるけど…
朝食抜きダイエットというのがあるので、朝食を食べないことで痩せるということもあるのでしょう。
朝食抜きダイエットは、そもそも朝食を抜いて一日の摂取カロリーを減らして痩せるという仕組みになっています。
空腹の時間をとることで、胃や腸を休ませ腸内環境を整えたり、脂肪分解を促す効果があるとのこと。
でもさっきは、胃の中が空っぽの時間が続くと良くないと言ったので、どっち!?という感じですよね^^;
私が思うに、このダイエットはオートファジーダイエットを意味しているのかなと思います。
オートファジーダイエットとは、一日24時間の中で連続した8時間は好きなものを食べても良い時間にし、残りの16時間で軽い断食をするというものです。
人は、食事をして10時間後に脂肪燃焼が始まり、16時間経つと生きるために必要なエネルギーを欲します。
この身体の仕組みを利用したのがオートファジーダイエットです。
また、16時間消化器官を休ませることで体内に溜まった老廃物が排出されやすくなり、腸内環境も整うのです。
実は、このオートファジーダイエットは私も実践していたことがあります。
私の中で一番実感したのは、腸が休まっている感覚があったことと身体がすごく軽く感じたことでした。
オートファジーダイエットをしばらく続けていると、たまにオートファジーを止めて食事をしたときに、すごく胃腸が動いているのがわかったり、寝るときに身体が重いと感じたりしました。
きっと、ダイエットというよりも、健康のために、胃腸を休ませる時間って必要なんだなと感じたのです。
オートファジーダイエットは16時間の空腹時間が必要となるため、16時間の間に睡眠時間を入れてスケジュールされている方が多いです。
例えば、
- 朝10時〜夕方18時
- 昼12時〜夜20時
などを食事の時間にするという方が多いので、必然的に朝食抜きになっているということですね。
ちなみに私は、朝食を食べないとダメなタイプだったので、食事の時間は朝7時〜昼15時にしていました。
朝食、昼食、おやつまでをしっかり食べて夕食は摂らないというスケジュールですね。
ただ、身体を動かす仕事だったりエネルギーをたくさん使ったりストレスが溜まったりしやすい場合にはオートファジーダイエットは向かないかもしれません。
朝から頭を働かせたいなら朝食はいるし、日中エネルギーを使ったら夕食もしっかり摂取した方が良いでしょう。
16時間の断食を意識しない朝食抜きダイエットと言っても、やり方を解説しているサイトを見ると、朝食にコーヒーや野菜ジュースなどは摂取するように書いてあったりします。
これはやはり起きたときのブドウ糖が不足しているためだったり、血糖値の上昇を緩やかにするために少しは口に入れるのが良いからです。
完全に、朝何もお腹に入れないというわけではないということですね!
朝食を抜くことを意識してしまうと、睡眠時間を長く取れば良いという考え方に繋がり、逆に規則正しい生活からはかけ離れてしまう恐れもあります。
規則正しい生活ができないとなると、逆に太る可能性も考えられますよね。
朝食を抜いてエネルギーが不足していると、集中力が低下したりストレスを感じやすくなってしまい、精神的に元気ではなくなってしまうこともあるので、無理をして朝食抜きダイエットをするのはお勧めできません。
メリットと同時にリスクもしっかり見極めて、ご自身の体調や生活リズムに合わせて行うようにしてくださいね★
まとめ:朝食を習慣化させるメリットとは?食べない方がいい&痩せるは本当?
朝食は食べた方がいいという人がいる一方、食べない方がいいという人も少なからずいます。
食べない方がいいという人は、胃もたれを起こしたり、朝食を食べることで腸の動きが活発になり、通勤電車や仕事中に便意をもよおしやすくなるのが困るという意見があります。
無理に食べる必要はもちろんありません。
しかし、朝食を食べることで、寝ている間に不足した脳のエネルギーとなるブドウ糖を補い、集中力ややる気が向上します。
また、朝ご飯を食べる=咀嚼するということがリズム運動となり、このリズム運動はセロトニン(幸せホルモン)が活性化されやすくなるため、夜に眠気を誘うメラトニンが分泌されて体内時計が整う効果もあります。
朝食を食べないことで一日のカロリー摂取が抑制され痩せるというダイエット方法もありますが、実際に痩せたとしても、朝食を摂らないことで規則正しい生活が送れなくなったり、ストレスが増したりして、健康上の不具合が出てくる可能性もあります。
朝食を摂ることのメリットやデメリットをよく理解して、自分の生活リズムに合わせて取り入れていきましょう♪