アファメーションの効果が出るまでの期間!好転反応とは?

アファメーションを使って、想像した通りの自分になるぞ!と意気込んだものの、

思っているよりも自分が変わったように思えない…
なりたい自分に近づいているのかよくわからない…

そんな風に不安になったりすること、ありますよね?

成果が出ないように感じると「アファメーションって意味あるの?」と疑う気持ちが出てきてしまったりして、その時点でなりたい自分にはなれないような気がします。

 

【この記事でわかること】
アファメーションの効果が出るまでの期間がわかる
アファメーションの効果を出しやすくするコツがわかる
アファメーションの好転反応についてわかる

今回は、アファメーションの効果が出る期間や好転反応について学んでいきましょう!

 

アファメーションの効果が出るまでの期間!

コルクボードに貼られたひらめき

アファメーションは、なりたい自分を想像し、それが実現しているかのように潜在意識に働きかけることです。

肯定的な言葉だけを使って、
目標を達成した後の自分はどうなっていて、
どんな感情が生まれているのか

までをしっかりと想像する必要があります。

より具体的であれば、想像もしやすいですよね!

しかし、アファメーションをしているけど、なかなか自分自身に変化を感じられなかったりすると、いつまでやれば効果が出るのか?と不安になったりしますよね。

アファメーションの効果が出る期間は、人によってさまざまです。

なんて言うと、そんなの当たり前だと言われそうですが、

アファメーションに関するコーチがいるか
セルフコーチングでやっているか
アファメーションの内容

などによっても効果の出方に差はあります。

早い人だと1ヶ月くらいで効果が出る人もいれば、5ヶ月〜半年以上かかるという人もいます。

そもそも、アファメーションの効果が出る仕組みはどうなっているのでしょうか?

 

アファメーションの効果が出る仕組み

目を瞑る男性とキラキラした光

アファメーションは自分の潜在意識に働きかけることが重要です。

潜在意識とは、自分でも気づいていない、感情・感覚・直感・記憶などの本能的な欲求に関わる意識です。

この中でアファメーションが関係しているのは記憶で、記憶は、

感覚記憶
短期記憶
長期記憶

の3つに分けられています。

そして、アファメーションは長期記憶に関わります。

短期記憶は、一時的に情報を保持する記憶
長期記憶は、長期的に情報を保存することができる記憶、消し去ることのできない記憶

です。

アファメーションで唱えた言葉も、まずは短期記憶として記憶されます。

その後、アファメーションで唱えた言葉を長期記憶として記憶するかどうかを海馬(記憶や空間学習能力に関わる脳の器官)が判断するのです。

海馬は食べることや危険など、命に関わることは優先的に記憶しようとするので、アファメーションのようにまだ実際に起こっていないことは記憶しにくい。

だから、実際に起こったこととして記憶させることが重要なのです!

「脳をだます」というのはこういうことですね♪

短期記憶として入ってきた情報が、繰り返し繰り返し出てくると海馬が「重要事項」だとして長期記憶に保存しようとします。

その保存までの期間が1ヶ月くらいはかかるので、アファメーションの効果は早くて1ヶ月だと言われたりしているのです。

 

アファメーションの効果を出しやすくするコツは?

アファメーションの効果は、早くて1ヶ月で出てくることもありますが、半年以上かかることもあります。

1ヶ月続けるだけもなかなか大変なので、少しでも短期間で効果が出るようにするコツなどはあるのでしょうか?

 

声に出す

マイクの前で叫ぶ少年

アファメーションは、声に出しても、心の中で唱えても構わないとよく言われていますが、できれば声に出した方が良いでしょう。

潜在意識のより深くにアプローチするには、心の中で唱えるよりも声に出した方が届きやすいのです。

毎日決まった時間に心の中でアファメーションを唱えていても、普段の生活の中で「私はダメだな」「私はツイてないな」「私にはお金がない」などとネガティブなことを無意識に発していたりすると、脳は声で出してしまったそのネガティブな方を記憶してしまいます。

もし無意識にネガティブな感情を呟いてしまったと思ったら、すぐにアファメーションの言葉で上書きするように唱えると良いでしょう。

ポジティブな言葉、アファメーションで作った言葉をできる限り脳に伝えるぞ!という気持ちで取り組んでみると良いですね!

 

本当になりたい自分を想像する

そもそも、考えたアファメーションが本当に自分がなりたい姿なのか?を見直すのも大切です。

潜在意識に働きかけるためには、本当に思っていないと届きません。

誰かに影響されて決めたものではないか?
本当になりたい自分を具体的に想像できているか?

「大してなりたいと思っていない」そんな気持ちが少しでもあれば、それはアファメーションの効果が出にくい原因になります。

また、

「なれるはずがない」
「どうせ無理だろう」

こんな風にネガティブな感情が無意識に出ている場合は、潜在意識に働きかけてしまうのが、このネガティブな考えになってしまいます。

ポジティブに
なりたい自分にすでになっている

ことを無意識に考えられないとアファメーションは成功しにくいです。

でも、最初はなりたい自分になれる自信がないという方も多いでしょう。

自分自身を信じられないという場合もありますよね。

私も、顕在意識では「私はこうなる!」と声に出して言っていても、潜在意識では「本当にできるだろうか?」と自分に自信を持てないでいたことがありました。

「私は〇〇の仕事を楽しんで月収100万円を達成している」と目標を立てたとき、「本当に100万円達成できるんだろうか?」とふと頭をよぎりました。

だから、私はまずは「〇〇の仕事は楽しい」と潜在意識に思い込ませることが大切だなと思ったんです。

楽しいって思っていたら楽しくなってくる
大丈夫と思ったら大丈夫になってくる

これもアファメーションだと思うんですよね。

仕事が楽しいと思っていれば、目標月収も達成できるように思えてきたのです。

最終的な目標のアファメーションを作りながらも、段階的に小さなことからアファメーションを取り入れて、最終的な目標を実現できるように少しずつ前に進んでいきましょう^^

 

感情を入れる

喜怒哀楽の表情

アファメーションに重要なこととして、感情があります。

感情の大きさこそが潜在意識に残りやすくなるかどうかを左右します。

例えば、好きな人に振られて
「悔しい!見返してやるぞ!」
その感情が自分を磨くきっかけになったりしますよね。

自分を行動させるのは感情なのです。

「ハワイ旅行楽しかったな!もう一度実現できるように頑張ろう!」
楽しかったときの感情がまたハワイ旅行に行きたい!行くためにお金を貯めよう!という行動に繋がります。

目標を実現したら自分にどんな感情が生まれるのか?

それを考えてその感情までも想像して、無意識にワクワクしたりするとアファメーションの効果を得られやすいと考えられます。

 

人と比べない

アファメーションは「自分は自分」の意識がとても大事です。

人を羨んだりする必要はありません。

人を羨む気持ちは自己肯定感が下がる原因になってしまったりします。

周りの人と自分は、環境やタイミングやきっかけ、色々なことが違います。

同じ目標だったとしても、実現速度に差ができたりするのも当たり前です。

でも、自分自身を信じて自分のペースで着実に歩みを進めれば、アファメーションを始めたときの自分とは必ず変化を感じるはずです。

実現したかどうかのゴールだけではなく、自分が成長できたかどうか、近づいているかどうかをしっかりと実感していきましょう。

 

とにかく続ける

アファメーションの基本は続けること!

短期記憶に繰り返し繰り返し記憶していくことで、海馬が重要な情報だと判断し、長期記憶に保存してくれます。

まずは繰り返し繰り返し、短期記憶に働きかけることが大切です。

最初は海馬に訴えかけるつもりで唱えるのも良いかもしれませんね!

 

アファメーションの好転反応とは?

モヤモヤとする男性​​

好転反応は、良い方向に転じている中で一時的に起こる不調のことを言います。

アファメーションにおいても好転反応が起こると言われています。

潜在意識に働きかけるからこそ、これまでの自分から新しい自分に変わろうとすると、その変化に抵抗したり拒絶反応を起こしたりするのです。

それすらも無意識に起こるものですよね。

しかし、好転反応は先述した通り、「良い方向に転じている」からこそ起こるもの!

好転反応が起これば、しっかりと目標に進めているんだ!達成できるんだ!と自信になるということでもありますよね♪

しかし、それが好転反応だと気づかなければ?

身体の不調や周りとの人間関係の崩れなどで身体的にも精神的にも苦痛を感じてしまい、アファメーションどころではなくなってしまいます。

アファメーションによる好転反応にはどんなものがあるのかを知っておきましょう!

 

身体的症状

好転反応は、身体にわかりやすく表れる場合があります。

例えば、

風邪のようだけど心当たりのない、身体のだるさなどを感じる
無性に眠くなる
身体に発疹ができる
頭痛が起こる
身体が痺れる
身体が火照る

などなど。

もちろんこれだけではないし、人それぞれ症状も違うでしょう。

何となくしんどいなとか、心当たりがなく身体に不調が現れたら好転反応の可能性が高いですね。

しかし、我慢ができないほどの痛みやかゆみなどであれば好転反応ではなく病気の可能性もあるので、そういうときは我慢せずに受診しましょう。

 

精神的症状

精神的苦痛を感じる男性

好転反応が感情や精神面に出てきてしまうと、

不安が大きくなる
気持ちが沈みがちになる
涙が止まらなくなる
ネガティブな感情が湧き上がってくる

などの症状が現れます。

アファメーションをする上で、潜在意識でネガティブな感情があると効果が出にくいと先述したため、こういった不安症状などが出ると、効果がないのかもしれないと余計に心配になったりしますよね。

アファメーションがうまくできていないのではないか
このままではダメだ
でも不安ばかりが湧き上がってきて辛い

そう感じてしまうとアファメーションどころではなくなってしまいます。

せっかく良い方向に進んでいるはずだったのに、精神面に好転反応が現れてしまうと、乗り越えられずにアファメーションを諦めてしまう人も多いんだとか。

もし、アファメーションを実践中にそういったネガティブな気持ちが湧き上がってきたら、それは好転反応なのだ!と思えるようになるしかないのです。

だから、好転反応というものがあるという知識を蓄えておくことも大事ですよね。

 

身体的・精神的な自分の中の症状に加えて、好転反応は周りの人との関係の変化に出てきたりもします。

今まで関係していた特定の人と急に疎遠になったり、話が合わないと感じたり。

それは、変わろうとする自分にとっては縁のない人だと判断していくからです。

寂しいと感じることもあるかもしれませんが、おそらく、アファメーションをして変わった自分にはまた新たな出会いや縁があると考える方が前向きに捉えられそうですよね♪

 

まとめ:アファメーションの効果が出るまでの期間!好転反応とは?

腕を後ろに伸ばし、すっきりとした表情の女性

アファメーションの効果が出るまでの期間は、早ければ1ヶ月、人によっては半年以上かかる場合もあります。

それは、達成したい目標の内容や環境によって違うからです。

アファメーションは潜在意識に働きかけることで、脳をだまし、その状態になっていると錯覚させることで目標を達成していきます。

アファメーションは記憶の中でも、長期記憶に大きく関わります。

しかし、アファメーションを始めたばかりだと、最初は短期記憶に記憶されるのです。

短期記憶は一時的に記憶することなので、すぐに忘れてしまいます。

忘れないようにするために、繰り返し繰り返し唱えると海馬が重要なことだと判断してくれて、長期記憶に保存してくれます。

海馬が重要なことだと判断するまでに1ヶ月かかるため、アファメーションの効果は早ければ1ヶ月と言われているんですね。

アファメーションは、良い方向に向かっているときに身体や心に不調が起こる「好転反応」が現れることがあります。

これを好転反応だと気づかず、ネガティブな感情を持ち続けてしまうと、アファメーションを諦めざるを得ない状況になってしまいます。

身体や心に不調を伴う好転反応というものが起こる可能性がある、という情報を頭の中に入れておいて、乗り越えていきましょう!

 

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