【有酸素運動】ダイエットに効果的な時間帯!朝食前・夕食前後・寝る前タイミングはいつ?

ダイエットには、筋トレに加えて有酸素運動をすると効果的です!

なるべく効率的に短期間で痩せられたら嬉しいですよね。

そのためには、運動をするタイミングも重要になってきます。

一日の中で筋トレと有酸素運動はどちらを先にやれば良いのか?
食後や食前、朝や夜など、痩せやすい時間帯はあるのか?

を調べてみました!

 

【この記事でわかること】
筋トレと有酸素運動はどちらを先にやった方が良いのかがわかる
ダイエットに効果的な有酸素運動をする時間帯がわかる

 

有酸素運動と筋トレの順番はどっちが先?

自転車で有酸素運動

有酸素運動は、少し息切れする程度の強度の運動を継続的に行うものを言います。

酸素を使って筋肉を動かす運動なので、「有酸素」運動と言うんですね。

逆に筋トレは、「無酸素」運動という言い方もします。

酸素を使わずに、筋肉を動かすエネルギーを作るもので、強い負荷をかけて短時間で行います。

それぞれの効果を簡単に言うと、

有酸素運動は脂肪燃焼効果
無酸素運動(筋トレ)は筋肉を鍛える効果

があります。

ダイエットには、脂肪を燃焼させさえすれば良いかと思いきや、筋肉を増やすことで基礎代謝量が上がり、カロリー消費しやすくなる=痩せやすい身体を作ることができるため、筋トレも欠かせないのです☆

では、有酸素運動と筋トレは一日でどのくらいの時間、どちらを先にやっていく方が良いのでしょうか?

 

ダイエットを目的とするならば、

有酸素運動は20〜30分
筋トレは10〜20分

合計30分〜50分くらい

必要となります。

前後のストレッチを加えても1時間以内で収まりますね!

もし、時間がないとか、20分の有酸素運動がキツイと感じる場合は、10分程度から始めても大丈夫です^^

有酸素運動は20分以上続けないと脂肪が燃焼されないと言われたりもしていますが、脂肪燃焼がより活発になるというだけで、20分以内だと脂肪は燃焼されないというわけではありません。

20分以内でも脂肪燃焼はされているので、無理して20分運動して疲れて挫折してしまうより、時間を短くして習慣化する方がダイエットの成果は出やすくなります。

ランニングマシーンに取り組む人の足元

逆に、脂肪燃焼効果を上げようと一回の時間を長くしすぎるのはおすすめできません。

有酸素運動は45分以上続けてやると、コルチゾールというストレスホルモンが分泌されます。

これは食欲を増進させるホルモンでもあるので、痩せようとランニングをやりすぎて食欲が出てしまうとなったら意味がありませんよね!

有酸素運動は長くても30分程度に抑えるようにしましょう♪

筋力アップやボディメイクをしたい場合は、筋トレの時間を長めにすると良いですね。

ダイエット目的で有酸素運動と筋トレを取り入れる場合は、メインは有酸素運動で脂肪燃焼を目的とし、脂肪燃焼を促すために筋トレをするという考え方で行うといいですね^^

ですので、まずは筋トレから始めるのがダイエットには効果的なんです!

筋トレをすることで成長ホルモンやノルアドレナリンが分泌されます。

成長ホルモンは、決して子どもだけに効果があるものではありません。

大人でも、骨や筋肉の成長を促したり、疲労や破損した筋肉を修復したり、脂肪の蓄積を抑えたり、脂肪燃焼を促進させる効果があるのです☆

ノルアドレナリンは、交感神経を刺激して心拍数を上昇させたり血管を拡張させて、やる気や集中力を高めるホルモンですが、脂肪分解を促進する効果もあります!

筋トレで成長ホルモンやノルアドレナリンを分泌させ、その後有酸素運動でしっかりと脂肪燃焼させることが、ダイエットには効果的です♪

 

【有酸素運動】ダイエットに効果的なタイミング!

有酸素運動は一日の中でどのタイミングで行うのが、よりダイエットには効果的なのでしょうか?

効果がある理由と共に解説していきます!

 

午前中

青空の下歩く女性

午前中に運動すると、交感神経が活発になります。

私たちは、寝ている間は副交感神経が優位になっていて、朝起きてから交感神経にスムーズに切り替えができることで自律神経のバランスが整っている状態だと言えます。

自律神経が整っていると、代謝が良くなり脂肪燃焼効果が高まります。

さらに、血流が良くなることで老廃物が排出されやすくなるため、むくみや便秘が改善され、太りにくい体質になるということも考えられますね!

 

また、午前中に運動をする習慣も作りやすいです。

仕事が終わってから運動しようとすると、

疲れていてできない
忙しくて帰るのが遅くなってしまった

など、日中の予定に左右されやすくなります。

朝起きてから仕事までの時間帯に運動する習慣を作れば、夜に比べて朝は突発的な予定が入ることが少ないので、継続しやすいと考えられます。

朝運動しないといけないと思うと、夜も早く寝る習慣がつきますよね。

実は、しっかりと睡眠をとることができれば成長ホルモンが分泌されやすくなるのです!

成長ホルモンは、筋トレをすることでも分泌されるもので、脂肪燃焼を促進する効果があるとお伝えしましたよね。

寝ている間にも成長ホルモンは分泌され、逆に睡眠不足になると成長ホルモンは分泌されにくくなります。

ですので、睡眠をしっかりとることも、ダイエットには効果的なのです★

 

午後以降〜夕方

一日を通して、夕方16時以降の時間帯は、交感神経が優位になっており、体温が高くなっています。

身体が温まっている状態で運動すると脂肪燃焼効果が高まります。

さらに、運動後にシャワーを浴びたりお風呂に入ったりすると、身体の内部の温度である深部体温が上がります。

この深部体温が上がることで、良質な睡眠に繋がるのです!

気持ちよく眠る猫

眠気を誘うのは深部体温が下がっていくとき。

深部体温をスムーズに下げるためには、一旦上げておくことが重要になります。

その役割を担うのが、運動やお風呂なんです。

運動をして適度な疲労感を得ることでも深い眠りに繋がりますよね。

 

【有酸素運動】ダイエットに避けた方が良いタイミング!

有酸素運動は午前中や夕方以降がおすすめですが、それらの時間帯には食事の時間もありますよね。

運動するのに食前と食後、どちらが良いのでしょうか?

 

起床直後

時計を止めて起きられない男性

私たちは、寝ている間にもエネルギーを消費しています。

水分が足りていなかったり、糖質が不足していて、頭がボーッとしたりしています。

そのため、起きてすぐに運動するには、身体の準備が整っていない状態と言えますね。

そんな状態で運動をするとめまいや低血糖を引き起こし身体の負担が大きくなります。

また、寝ている間は副交感神経が優位になっており、起きてから徐々に交感神経に切り替わっていきます。

ダイエットに効果があるのは、交感神経が活発になっているときです。

それを考えると、先述したように、午後以降の方が交感神経が優位になっており、体温が上がって脂肪燃焼効果が高まっています。

起床後に運動をする場合は、水分補給やエネルギー補給をし、ストレッチなどから始めて徐々に交感神経に切り替えて身体を目覚めさせるようにしましょう。

 

空腹時(食事前)

起床後すぐと同じように、空腹時に運動をすると血糖値が下がっていて、身体の不調を引き起こします。

お腹が空いていると、目の前のことに集中できなかったりもしますよね。

そんな状態で運動をすれば、怪我をする恐れもあります。

運動をする前には、バナナやおにぎりなどでエネルギー補給をするようにしましょう!

バナナ セロトニン 幸せホルモン

特に、バナナには色々な種類の糖が含まれていて、それぞれ吸収される速度が違います。

速やかに吸収される糖があったり、時間をかけて吸収する糖があったりするので、バナナを食べて一気に血糖値が上昇するということを防ぐことができ、それぞれの糖が持続的にエネルギー源となるため、運動前の食事に適しているということになります。

食事前に運動をすると、運動後に必要以上に食べ過ぎてしまう恐れもあります。

運動後は気分もスッキリしているし、疲れを感じて普段よりも食事量が多くなってしまうことはありませんか?

「運動したから食べてもOK!」と思ってたくさん食べてしまうと、ダイエットの効果もなくなってしまいます。

それこそ、運動後はひとまずバナナだけを食べるのもおすすめです。

バナナは筋肉を修復する効果や疲労回復の効果もあります♪

運動後は、水分と軽い栄養補給をして、30分以上は時間を置いてから食事を始めるのがおすすめです。

 

満腹時(食事直後)

食事直後は、胃が食べたものを消化している時間になります。

食べ物を消化するために、血液循環がよくなっているのですが、この間に運動をしてしまうと、血液は筋肉にも血流を送らなければ!となって、胃で食べ物を消化しているのも疎かになってしまうのです。

筋肉に血液を送るあまり、胃に必要な血液が行き届かずに消化不良になってしまうというわけ。

消化不良になると吐き気を催したり、気分が悪くなってしまうので、運動どころではなくなりますよね。

食後に運動する場合は、30分〜1時間程度は時間を空けるようにしましょう。

 

寝る前

十分に睡眠をとることも、ダイエットには必要だということをお伝えしました。

寝る前に運動をすると、睡眠の妨げになってしまうため、おすすめしません。

寝る3時間前には運動を終わらせておくと、運動した時点で深部体温が上がるため、そこからスムーズに深部体温が下がっていき、寝る時間になると自然と眠くなります。

寝る直前に運動をしてしまうと、深部体温が上がってしまうため眠れなくなってしまうのです。

寝る前に運動をするなら、ストレッチや軽いヨガなどをするのが良いですね。

心と身体がほぐれ、リラックス効果が高まり、眠気を誘うことができます。

寝る前の部屋が暗くなった寝室

ダイエットは、運動をするだけではなく、一日を通してどのように過ごすかで効率的に体重や脂肪を減らすことができます。

自分の生活習慣に合わせて、もしくは見直して、自分なりのダイエット法や時間を見つけてみてください☆

 

まとめ:【有酸素運動】ダイエットに効果的な時間帯!朝食前・夕食前後・寝る前タイミングはいつ?

朝から体操をする男女

有酸素運動を行うタイミングについてまとめてみました。

有酸素運動は筋トレと組み合わせると効率的です。

その場合、筋トレをすることで成長ホルモンやノルアドレナリンが分泌され、脂肪燃焼や分解が促進されるため、筋トレの後に有酸素運動をするのが最も効果的と言えます。

運動は午前中、もしくは夕方以降に行うのがおすすめです。

夜に運動をしようと思っても、仕事で遅く帰ってきたり、疲れてしまって運動する時間が捻出するのが難しくなることもあるでしょう。

急な予定変更が少ない午前中に行えば、運動の習慣化がしやすくなります。

また、夕方以降は、交感神経が活発になり、体温が上がっている状態なので、脂肪燃焼効果が高まっているため、運動には適した時間帯と言えます。

しかし、夕方以降と言っても、寝る前に行うと、睡眠を妨げてしまうため、寝る3時間前までには運動は終えて、睡眠までリラックスタイムをとるように心がけると良いでしょう。

 

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