朝食のとき、昼食後、おやつの時間、ほっと一息つきたいときなど、コーヒーを好んで飲む方もたくさんいますよね。
多くの人が毎日のルーティンとして飲んでいます。
しかし、ダイエットをしているときにコーヒーを飲むのはあまり良くないなんていう意見を見つけて、気になりました。
一方で、コーヒーにはダイエットに効果的な成分が含まれていて、「コーヒーダイエット」なんていうダイエット方法もあるとか?
コーヒーがダイエットにどんな影響を与えるのか?
飲むタイミングや量など、具体的なポイントを調査しながら、実際にコーヒーを飲んでダイエットに成功した人たちの口コミも取り上げます。
コーヒーがダイエットに与える影響について正しい知識を身につけ、健康的なダイエットを実現しましょう^^
【この記事でわかること】
ダイエット中にコーヒーを飲むことは良くないのかがわかる
ダイエット中でもコーヒーを飲んでも良いタイミングがわかる
コーヒーダイエットの効果や口コミがわかる
コーヒーはダイエットに不向き?
日中お仕事をしている方は、仕事の集中力を高めるためにコーヒーを飲んだり、お客さんとの打ち合わせなどでカフェでコーヒーを頼んだり、休憩の合間にコーヒーでホッと一息ついたり、コーヒーを口にする場面は多いのではないでしょうか?
私も、朝ご飯のときは必ずコーヒーを飲みます。
コーヒーを飲まないと目が覚めた感じがしないというか、一日が始まらない感じがするんですよね^^;
午後からは昼食後に眠くなるので、コーヒーナップということで、カフェインを少し摂ってから20分程度の昼寝をすると、昼寝からスッキリ起きられたりするので、そういうときにもコーヒーは欠かせません。
コーヒーを飲むことが習慣になっている方も多いと思いますが、
ダイエット中だとやっぱり水分を摂るなら水が良いのか?
コーヒーは我慢した方が良いのか?
悩みますよね。
一般的に、ダイエット中にコーヒーを飲むのが良くないということはありません!
しかし、コーヒーに含まれるカフェインやカロリーの摂取量、または飲むタイミングによっては、ダイエットに悪影響を与えることがあります。
どんな悪影響があるのかを見ていきましょう。
カフェインの過剰摂取
コーヒーに含まれるカフェインは、一時的に代謝を上げ、脂肪燃焼を促進する効果があります。
しかし、摂り過ぎると副作用が生じることがあるのです。
カフェインの過剰摂取は、不安、不眠、胃腸のトラブルなどを引き起こすことがあります。
不眠はよく聞きますよね。
カフェインは中枢神経を刺激するため、摂取すると覚醒作用があります。
就寝前にカフェインを摂取すると、眠りにくくなるのはその影響です。
ダイエット中は、食事制限や運動だけでなく、十分な睡眠をとることも必要不可欠なので、カフェインの摂り過ぎには注意が必要ですね。
カフェインは胃酸の分泌を促進するため、胃や腸に負担をかけることもあります。
その結果、消化不良、下痢、腹痛などの症状が生じる可能性があるため、これはダイエットどころではなくなりますね^^;
おそらく、普段からコーヒーを飲んでいて、特に胃腸への負担を感じていなければ、摂取のタイミングや摂取量は問題ないのではないか?と思います。
カフェインには利尿作用があり、多量に摂取すると体内の水分が失われます。
脱水症状が生じると、体調不良や頭痛などの症状が現れることがあります。
ダイエット中の適切な水分補給は必須なため、コーヒー好きな人こそ、ダイエット中は意識して水分摂取はしていきたいですね!
カロリーの過剰摂取
コーヒーにはシロップやクリーム、砂糖などを入れる方もいるでしょう。
これらが高カロリーになって、ダイエットに逆効果となるカロリー摂取量を増やすことになることもあります。
「ちょっとぐらい…」が積み重なって、カロリー摂取量が増えている場合もあるので、注意が必要です。
ダイエット中にカロリー計算をしていて、食事やおやつは計算するけど合間の飲み物は計算に入れてないという方も結構いるみたいですよ^^;
水分だからと侮るなかれ!コーヒーにもしっかりとカロリーはあります。
例えばコメダ珈琲店のドリンクで比較してみましょう。
ブレンドコーヒー:6kcal
アメリカンコーヒー:4kcal
カフェオレ:59kcal
アイスコーヒー:7kcal
アイスオーレ:54kcal
ミルクが入るだけで50kcal以上もカロリーは増えます!
上記のカロリーは甘味料や砂糖が入っていない状態なので、砂糖が入るともっとカロリーが増えることになりますね。
ちなみに、ブレンドとアメリカンだとアメリカンの方が少しカロリーが低いので、そちらを選ぶ方が良いと考えた方もいるでしょう。
実は、ダイエット中にアメリカンを選ぶ方が良い理由がカロリーの他にもあります☆
その理由はこの後、コーヒーダイエットの効果のところで書いていきますね^^
ダイエット中にコーヒーを飲むなら、過剰摂取は控えて、飲むならミルクや砂糖を入れないブラックコーヒーで飲むのがおすすめです。
もし苦いのが苦手という方は、ミルクや砂糖を入れた状態のカロリーも気にして、一日のカロリー摂取量を調節していきましょう♪
ダイエット中にコーヒーを飲むタイミング
ダイエット中にコーヒーを飲むなら、飲むタイミングも重要になります。
カフェインの過剰摂取のところでお伝えしたように、カフェインは胃腸に負担をかける場合があります。
空腹時にコーヒーを飲むと、カフェインによって胃の酸性度が高くなり、胃腸に負担をかけてしまうのです。
その結果、消化不良や下痢といった症状が起きることがあるのですが、胃腸に負担をかけることで空腹感が増すこともあるんだとか!
空腹感を増してしまうと、食欲を刺激してしまうことがあるため、なるべく胃腸に負担のかけないタイミングで飲みたいですね。
ですので、空腹時にコーヒーを飲むよりも、食事と一緒に飲むか、食後に飲むことをおすすめします。
食後の30分から1時間程度の間に摂取することがより効果的です☆
寝る前にコーヒーを飲むのは絶対に避けましょう!
ご存じの通り、カフェインは睡眠を妨げます。
睡眠の質を意識してしっかりと睡眠を摂ることで、成長ホルモンが分泌されます。
成長ホルモンは、脂肪の分解や筋肉の発達を促すのでダイエットに睡眠は必要不可欠なのです。
睡眠を取ることで痩せやすい身体になる秘訣はこちらの記事にも書いています。
痩せている人がやっている習慣を身につけてみてくださいね^^
https://migaq.life/bad-diet-method/
コーヒーダイエットの効果
ダイエット中にコーヒーは飲まない方が良い?という意見の他にも、コーヒーで痩せる「コーヒーダイエット」というものがあることもわかりました!
コーヒーには、カフェインやクロロゲン酸(ポリフェノール)といった成分が含まれており、それらの成分によって、ダイエット効果を得ることができるとのことです。
カフェインを過剰摂取することで不眠や胃腸のトラブルが起きやすくなると先述しましたが、一方でカフェインは脂肪の分解を促進し、代謝を高める効果があります。
また、クロロゲン酸は、糖の吸収を抑制することで、血糖値の上昇を抑え、脂肪の蓄積を防止する効果があるのです☆
以下に、コーヒーダイエットをするときの注意点をまとめておきます。
適量を摂取する
コーヒーに含まれるカフェインは、適量であれば代謝を促進し、ダイエット効果を発揮します。
しかし、過剰に摂取すると、睡眠障害や不安感などの副作用が生じる場合があるため、1日に3~4杯程度の適量を摂取するようにしましょう。
砂糖やミルクを控える
コーヒーに砂糖やミルクを加えると、カロリーが増え、ダイエット効果が薄れてしまいます。
なるべくブラックコーヒーで飲むようにしましょう。
苦手な場合は、甘味料や低脂肪ミルクを使うなど、カロリーを抑えた工夫をすると良いでしょう。
食事とのバランスを考える
コーヒーダイエットだけに頼って、食事を摂取しないということは避けましょう。
バランスの良い食事を心がけ、栄養バランスを保った上で、コーヒーダイエットを取り入れるようにしましょう。
運動を取り入れる
コーヒーダイエットは、代謝を促進する効果がありますが、それだけではなく、運動との相乗効果でダイエット効果を高めることができます。
適度な運動を取り入れ、身体を動かすことで、より効果的なダイエットが可能になります。
大切なのは、コーヒーを飲みさえすれば痩せられるわけではないということです。
痩せやすい身体を作るための習慣の一つという認識でコーヒーダイエットを取り入れてみてください。
コーヒーダイエットをするにあたって、コーヒー豆の焙煎度合いも意識しておきましょう。
先述したコーヒーのカロリーのところで、ブレンドコーヒーよりもアメリカンコーヒーの方がカロリーが低くおすすめだとお伝えしました。
カロリー以外にも、ブレンドよりアメリカンがおすすめな理由は、クロロゲン酸が含まれているかどうかです。
私、実は存じ上げなかったのですが、コーヒーって「ブレンドが深煎り、アメリカンが浅煎り」という意味なんですって!
私はアメリカンってブレンドをお湯で薄めたものだと思っていました…
おそらくそういう認識が世間では広がっているのではないでしょうか?
そういう認識でブレンドを薄めてアメリカンとして出しているお店もあるかもしれませんが、正しくは、「ブレンドが深煎り、アメリカンが浅煎り」なんです。
で、糖の吸収を抑制することで、血糖値の上昇を抑え、脂肪の蓄積を防止する効果があるクロロゲン酸は、浅煎りに多く含まれているのです。
むしろ、深煎りコーヒーにはクロロゲン酸はほとんど含まれていないとのこと。
ですので、コーヒーダイエットをするなら、クロロゲン酸が含まれている浅煎りコーヒーを選ぶのが必須ということにもなります!
コーヒーダイエットの口コミ
色々調べていると、ダイエット用のコーヒーが販売されていることもわかりました。
その名も「ダイエットコーヒー」。
ダイエットコーヒーとして、クロロゲン酸を多く含んでいたり、良質な脂質として知られているMCTオイルが含まれている商品がたくさんあります。
人気のある代表的なものがこちら。
ダイエットコーヒーを試してみた方の口コミをチェックしてみました。
「飲み始めてすぐにお通じが良くなったのは体感出来ました。
その変化が個人的なものかはわかりませんが…あと体重が増えにくくなりました。
劇的に痩せるとかは無いですが、食べ過ぎたと思った2日後には元の体重になっている感じです。
きっと痩せる努力と併用すれば痩せてくんでしょうね…現状が維持できるだけでも十分嬉しいです。」
「牛乳で飲みましたが、飲みやすかったです。便秘が解消された気がします。」
「色はまるで黒ごまドリンクのように灰っぽい色です。味は少し苦いかな?と思いましたが、牛乳を割るとビックリするくらい飲みやすく美味しく頂けました。」
味の好みは人それぞれあり、結局苦味で飲みにくいという方はミルクや砂糖を入れたりしているようなので、カロリーの摂り過ぎには気をつけたいところでしょうか。
他にも、コーヒーダイエットを実践している人の口コミを見てみると、
「これ(コーヒー)だけで痩せるというのはなかなか厳しいのかなと思いますが、普段体に取り入れているもの、量、タイミングを見直すという点でアリ」
「コーヒーダイエットで4kg痩せた。軽い運動もしたけど」
口コミで多いのは、コーヒーを飲むだけで痩せるわけではないということ。
運動や食事制限をしながら、その効果を高めるためにコーヒーダイエットを取り入れるという意識で行うと良いでしょう☆
まとめ:コーヒーはダイエットに不向き?飲むタイミングによる効果と口コミ
今回は、ダイエット中にコーヒーを飲んでも良いのか?コーヒーでダイエットができるのか?という疑問を調査してみました!
コーヒーに含まれるカフェインには、代謝を上げて脂肪燃焼を促進する効果があったり、クロロゲン酸(ポリフェノール)には、血糖値の上昇を抑え、脂肪の蓄積を防止する効果があるため、コーヒーはダイエットの手助けになるということがわかりました。
ただし、空腹時や寝る前に飲まないなどの注意も必要です。
食後に飲むことで、カフェインによる胃腸への負担を和らげることができます。
また、コーヒーだけで痩せるという考え方も禁物です。
ある程度の食事制限や運動との相乗効果で痩せやすい身体を手に入れられるので、痩せやすい身体を手に入れる一つの習慣として取り入れてみてくださいね^^