【男性向け】髪の毛の正しい洗い方がある!薄毛や白髪・かゆみや臭い対策

20代〜40代の男性へのアンケートで、「頭皮に悩みがある」「やや気になる」と答えた人は半数以上に上るという統計が出ています。

特に、30〜40代になってから気になり始めたという人も多く、その悩みの理由は薄毛や抜け毛

頭皮ケアについて関心がある方も多いということがわかったので、今回は男性向けの髪の毛の正しい洗い方や、悩み別の対策についてまとめていきたいと思います。

 

【この記事でわかること】
男性向けの正しい髪の毛の洗い方がわかる
髪の毛を洗うときの、男性特有の注意点がわかる
薄毛、白髪、かゆみ、臭いの対策方法がわかる

 

【男性向け】髪の毛の正しい洗い方

シャンプーをする男性

まずは、基本的な髪の毛の洗い方を解説していきましょう。

 

①髪を濡らす

髪の毛を洗うときは、まずはしっかり流すことが重要です。

髪の毛の汚れはお湯で流すだけで大部分は落ちると言われていますね。

頭皮は、汚れを浮かすように1,2分ほど時間をかけて流すことを意識しましょう。

お湯の温度は37〜38度が理想です。

40度以上の熱いお湯を使うと頭皮が乾燥しやすくなり、頭皮への負担になります。

ここでしっかりと予洗いをすることで、シャンプーの泡立ちが良くなります。

使うシャンプーの量も少なく済むので、シャンプーによる頭皮への負担も軽くなりますね!

 

②シャンプーをつける

シャンプーは髪の毛全体になじませる前に、手のひらで軽く泡立ててから頭皮につけるようにしましょう。

泡立ちが悪いと髪の毛に摩擦が生じ、髪の毛の負担になります。

髪の毛自体には、シャンプーの泡が浸透していくため、こすらずなじませる程度で、シャンプーでメインに洗うのは頭皮です。

指の腹でマッサージするように洗いましょう。

 

③シャンプーを流す

シャンプーを十分にすすぎ、泡立ちがなくなるまで流しましょう。

泡立ちがなくなるまでしっかりとすすがないと、洗い残しが髪の毛や頭皮のトラブルに繋がります。

耳の周辺なども丁寧にすすぐようにしましょう。

 

④コンディショナーをつける(必要であれば)

髪が乾燥しやすい方や、髪の毛の毛先が傷んでいる場合は、髪の毛をダメージから保護するためにコンディショナーを使うと良いでしょう。

髪の毛を保護するためのものなので、頭皮につける必要はありません。

頭皮につけてしまうと毛穴詰まりの原因になってしまうので、あくまで髪の毛につけます。

髪全体につけ、1〜2分間放置してからぬめりがなくなるまでしっかりと洗い流します。

 

⑤タオルで水分を取る

洗髪後のタオルドライをする男性

髪の毛に残った水分をタオルで軽く拭き取ります。

髪の毛をゴシゴシ擦ったりすると、髪の毛が傷んでしまうので、タオルに水分を吸わせるように、優しく拭き取りましょう。

 

⑥ドライヤーで乾かす

タオルで水分を取ったら、ドライヤーで乾かします。

髪の毛が短い方など、自然乾燥で十分と思う方もいるかもしれませんが、濡れた状態の髪の毛はキューティクルが開いたままでデリケートになっています。

髪の毛が擦れたりすると髪の毛が傷む原因になるので、タオルドライをしたらすぐにドライヤーをしてしっかりと乾かしましょう!

ドライヤーを使用する場合、髪の毛から5〜10cmほど離して、風をあてるようにします。

ドライヤーを近づけ過ぎることも髪の毛が傷んでしまう原因になります。

 

男性の場合、スタイリング剤を使う方も多いですよね。

スタイリング剤、ヘアスプレーを使う男性

スタイリング剤や油脂は水では落ちにくい汚れなので、シャンプーを使ってしっかりと洗い流します。

しかし、ヘアワックスなどをしっかりと使っているからと言って、過剰なシャンプーは必要ありません。

予洗いをしてから、手のひらでシャンプーを泡立て、頭皮にシャンプーをなじませると良く泡立ち、必要最低限のシャンプーの量で済みます。

シャンプーのときに、頭皮マッサージをすると血行が良くなり、薄毛の対策にもなるのでおすすめです。

男性のシャンプーにも最近は色々なタイプが販売されています。

洗浄力を重視するものもありますが、その場合は頭皮への負担があったりするので、

乾燥肌であれば保湿を重視するもの
臭いケアを重視するもの
フケやかゆみを抑える有効成分が入っている薬用シャンプー
爽快感を感じられるもの
好みの香り

など…

本当にさまざまな種類のシャンプーがあるので、自分の好みや悩みに合わせた選び方をしましょう。

 

【男性向け】髪の毛の悩み対策

鏡の前で髪の毛のセットをする男性

人によって、髪の毛の悩みもそれぞれですよね。

30〜40代になってくると、薄毛が気になるという人がとても多くなります。

見るからに少なくなったと感じなくても、髪の毛のセットがやりにくくなったりセットが決まらないと感じる方も…

髪の毛のお悩み別に対策をチェックしていきたいと思います!

 

薄毛

習慣化できる薄毛の悩み対策としては、まずは先述した洗髪の仕方を意識すると良いでしょう。

自分の頭皮に合った適切なシャンプーを選び、頭皮をマッサージするように洗います。

頭皮をマッサージすることで血行が良くなり、髪の毛に栄養を届けることができます☆

コンディショナーやトリートメントを使うことで髪の毛の保湿になり、ダメージも軽減されますね。

習慣としては、実は食事も髪の毛には影響があります。

バランスの良い食事を心がけることで健康的な髪の毛を育てることができるのです。

髪の毛に良い栄養としては、タンパク質や亜鉛、ビタミンです。

タンパク質は髪の毛の主成分になる栄養で、タンパク質を生成するのに亜鉛が必要になります。

卵やチーズ、牛乳などの乳製品

ビタミンは、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンEなど細胞の活性化や血管拡張に関わる栄養です。

ビタミンの多くは体内では生成できない栄養なので、しっかりと食事から摂取するように心がける必要があります。

逆に、薄毛の原因となる食事の習慣もありますよ。

糖分や塩分、脂質の摂りすぎ、過度なアルコール摂取は薄毛を助長してしまう原因になります。

食事は習慣を見直すだけで改善ができるので、カロリーの摂りすぎに気をつけた、バランスの良い食事をすることを心がけましょう!

ストレスもホルモンバランスの乱れを引き起こし、薄毛の原因となることがあります。

仕事で疲れた日はリラックスする時間を意識して取ったり、適度な運動や好きなことをする時間を持つようにしましょう。

薄毛には最近では発毛を促す治療薬も効果的です。

わざわざ病院に行くのはちょっと…という場合は、美容室でスタッフに相談するところから始めるのも良いと思います。

薄毛が気にならないようなヘアスタイルの提案などもしてくれますよ。

 

白髪

白髪対策には、メラニン色素の生成を促す成分を含んだシャンプーやトリートメントを使いましょう。

コラーゲンやメラニン色素の生成に効果があるのはアミノ酸やビタミンEです。

それらを含むヘアケアを使用したり、食事から取り入れるのも良いですね。

サラダ

ビタミンEは頭皮の血流を促し、ビタミンB12、鉄、銅、亜鉛などはメラニン色素の生成に必要不可欠です。

カルシウムも、色素細胞を活発にする栄養素なので重要ですね!

白髪も薄毛同様にストレスの軽減が対策の基本となります。

白髪って抜くと増えるなんて聞いたことありませんか?

私はついつい抜いてしまうタイプなのですが、直接的に増えるということではなく、抜くという行為自体が頭皮にダメージを与えているため、髪の毛自体が生えてこなくなる恐れがあります。

無理矢理抜くことで色素細胞がダメージを受けて白髪が増える可能性ももちろんあるので、白髪を見つけたら、切るか染めるかが正しい対処法ですね。

若い年齢で白髪が増えていたり、急激に増えたりしている場合は、悪性貧血や甲状腺機能低下症、腎不全、原田病といった内科的な病気の可能性があるため、病院受診をしましょう。

 

かゆみ

男性はヘアワックスなどの整髪料をつけて髪の毛をセットすることで、頭皮が乾燥しやすかったり、頭皮に油脂が残ってかゆみやフケの原因になっていることがあります。

髪の毛を洗うのではなく、頭皮を洗うことを意識して洗髪をするようにしましょう。

シャンプーが残らないようにしっかりとすすぐこと、タオルで十分に水分を拭き取ってからドライヤーで乾かすことを心がけます。

しかし、髪の毛を洗いすぎることでも、頭皮が乾燥しやすくなったりもするので、洗髪は1日おきにするなど、洗わない日を作ることも推奨されています。

よほどかゆみがひどい場合は、洗髪後に頭皮用の保湿クリームやオイルなどを塗るのも効果的です。

かゆみが長期間続く場合は、感染症や皮膚炎が原因になっている場合もあるので、皮膚科医の診察を受けましょう。

 

臭い

かゆみ同様、臭いも頭皮の乾燥によってフケが出ることで発生したり、汗や皮脂が十分に除去されていないことが原因になったりします。

長い髪の毛や重たいヘアスタイルは、汗や皮脂をためやすく、それが臭いの原因になっていることもあります。

短髪にするだけで臭いの軽減に繋がることもありますよ!

タバコやアルコールの過剰摂取は、体臭や口臭だけでなく、髪の毛にも臭いとして現れることがあります!

生活習慣の見直しで臭いが改善されることもあるので、一度ご自身の生活習慣や髪の毛の洗い方などを意識してみると良いのではないでしょうか。

 

まとめ:【男性向け】髪の毛の正しい洗い方がある!薄毛や白髪・かゆみや臭い対策

パソコンの前で頭を抱え込む男性

男性は30〜40代から特に頭皮の悩みが気になってくるとのこと。

どんな頭皮の悩みでも、基本はやはり正しい洗髪です。

まずは38度前後のお湯でしっかりと頭皮と髪の毛の表面についている汚れを落とします。

お湯で予洗いするだけで髪の毛についている大半の汚れは落とせると言われています。

シャンプーは頭皮を洗うためのもの。

髪の毛は擦りすぎると摩擦でダメージを与えてしまうため、髪の毛にはシャンプーは浸透させる程度で、頭皮をしっかりと洗うことを意識しましょう。

シャンプーをした後はしっかりとお湯ですすぐことが重要です。

洗い残しがあると、それがフケやかゆみの原因になったり頭皮のトラブルに繋がります。

コンディショナーやトリートメントは髪の毛を保湿するためにつけます。

頭皮につけるのではなく髪の毛に!

頭皮につけると毛穴が詰まってしまう恐れがあるので、コンディショナーやトリートメントのすすぎもしっかりと行います。

タオルドライをした後にドライヤーでしっかりと乾かしましょう。

洗髪の正しいやり方をマスターし、まずは習慣から変えていくだけでトラブルの対策になりますよ☆

 

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