男性のスキンケアは気持ち悪い?した方が良い理由やタイミング

近年、女性のようにスキンケアやメイク、脱毛などをしている美容男子と呼ばれる若者がいるくらいに、身なりに気をつけたり美容を楽しむ男性が増えています。

芸能人でも、明らかにメイクをしている男性も増えましたし、中世的な雰囲気を持つ男性が好まれる傾向にもなってきました。

若者世代ではもはや美容男子も当たり前といった感じではありますが、少し世代が上がると男性からも女性からもまだまだ美容男子は「気持ち悪い」という印象を持っていたりしますね。

今回は、男性でスキンケアをしている人は何割くらいいるのか?スキンケアをした方が良い理由やタイミングについてまとめていきます!

 

【この記事でわかること】
男性のスキンケアが気持ち悪いと言われる理由がわかる
スキンケアをしている男性が何割いるのかがわかる
男性でもスキンケアをした方が良い理由がわかる
男性でスキンケアをすべきタイミングがわかる

 

男性のスキンケアは気持ち悪い?

鏡を見ながらスキンケアをする男性

男性がスキンケアやメイクをするようになったのは、やはり韓国ブームが大きいでしょうか。

韓国のアイドルやアーティストはみなさん、とても色白で髭が生えているのも見たことがないですよね!?

若い世代にとってはヒゲ脱毛も当たり前になっているようです。

私の友人や知り合いのお子さんでも、男の子で高校生や大学生になると足や腕の脱毛に通いたいと言い始めたりしているというのを聞いて時代の変化をとても感じました^^;

もはや、男性のスキンケアも「気持ち悪い」と思うことの方が時代遅れな気がしますね。

実際に、男性でスキンケアに興味を持つ人が増えたり芸能人やアスリートなどの有名人でも男性で肌がキレイな人がたくさんいるので、男性向けのスキンケア製品も市場に出回っています。

2023年2月には、メジャーリーガーの大谷翔平選手が雪肌精の日焼け止めの広告に登場していますよ!

 

しかし、世間のイメージだと10代〜20代なら男性でもスキンケアは当たり前で許されるとしても、30代、40代以降となると、周りの目が気になったりする方も多いかもしれませんね。

過去の男性のスキンケアに対してのイメージでは、「女性的」「気取り」というマイナスのイメージが多くありました。

男性は「男らしさ」や「強さ」を重んじる文化があるため、スキンケアをすることがそのイメージと合わないと感じる人もいるのです。

脱毛に関して言えば、ナチュラルに毛が生えていてワイルドなイメージを理想とする人もいますよね。

フリーアナウンサーの田中みな実さんが、トーク番組で美容男子について「清潔すぎて色気がない」と発言したことも話題になっていました。

人それぞれ好みはあるとしても、「気持ち悪い」という表現は言い過ぎなのかなと感じます。

SNSで男性のスキンケアについては、以下のような意見がありました。

 

「この間来たお客さん、男がスキンケアとか気持ち悪い!って言ってたけどぶつぶつだらけの肌で来られる方が気持ち悪いよ……。」

「同僚が未だに「男がスキンケアするなんて、なんだか気持ち悪い」みたいな感覚持ってて、「スキンケアはした方が良いんですよ〜」とは言うものの、内心「こちらの業界では推し(男性)の化粧品特定して同じものを使ってるので、気持ち悪さならこっちの方が勝ってる」と思ってます。」

「昔、男がスキンケアでさえするの気持ち悪いとか言われてたドラストとか行ってもシーブリーズMENとGATSBYとかしかなかったし。うちみたいな田舎は特に少し化粧しても、あ、あいつ化粧してるわって目立つし」

「男がスキンケアしてるだけで気持ち悪いって感性も古いような」

「今日女友達に脱毛してんだよねーって言ったら「え?男なのに?気持ち悪!」って言われてビビった。男は脱毛もスキンケアも化粧も気持ち悪いからするなって言っててそういう意見もあるんやな〜って思ったんじゃけど好きなアーティストがSixTONESとBTSで「???」ってなった」

「弟、ヘアセットにすっごい時間かけるし、スキンケアとかファッションとか気を使ってるんだけど、それを見て親が 男なのに気持ち悪い っていうのがすごくひっかかるんだよね。女らしく生きることもしんどいけど、男らしさを強要される男も大変だなと思う。」

 

親世代で「気持ち悪い」と表現する方が多い印象なので、40代以上の男性もスキンケアは気にはなっているけど始めにくいという方もいるかもしれませんね。

 

スキンケアをしている男性の割合

シンプルなスキンケア用品

株式会社ナリス化粧品が行った2022年1月の男性のスキンケアに関するアンケートから、スキンケアをしている男性の割合を調べてみました!

スキンケアをしていると答えた割合が多かったのは20代。

半数以上がスキンケアをしているとのことでした!

一方、30〜50代では

30代前半で48.1%
30代後半で40.8%
40代前半で40.3%
40代後半で28.1%
50代前半で16.9%

という結果でした。

個人的には、30代前半から40代前半までは40〜50%と思っていたよりも多いんだなという印象でした。

40代でも若々しい人が多いのはそのせいなのかもしれません^^

一方で、40代後半で一気に割合が下がることにも驚きました。

この辺りがやはり、男性のスキンケアは「気持ち悪い」と思っている方が多い世代なのかもしれませんね。

スキンケアを「あまりしていない」と答えた人の中でも、自分の容姿が「気になる」と答えた人は58.1%と、半数以上は「スキンケアはあまりしていないけど容姿は気になる」ということがわかりました。

気にはなるけど、周りの目が気になってできないとか、何からすれば良いのかわからないとか、そういう人も多いのかなという印象を持ちました。

 

男性もスキンケアした方が良い理由

10代、20代の男性がスキンケアやメイクをする理由としては、

  • 健康的な肌、若々しさを維持するため
  • 人から評価されたい、かっこいいと思われたいため
  • 自分らしさを表現する、自分に自信を持つため

これらのことが挙げられます。

朝日の中で両手を広げる男性

自分が年齢を重ねて思うことは、やはり若い頃から健康や肌に気を遣っていたら良かったなということだったりするので、日焼けをしないなどの対策は必要だったなと思います。

だからと言って、30代以降からスキンケアをしても遅くはないのです。

年を重ねてからも男性がスキンケアをするメリットは以下のようなものがあります。

 

乾燥やシワの予防

どうしても、加齢には勝てません^^;

加齢とともに肌の保湿力が低下し、乾燥しやすくなります。

潤いのない肌やシワは見た目の印象で老けてしまいます。

スキンケアをすることで肌に必要な水分や栄養を補給し、乾燥やシワの予防に繋がります。

 

紫外線対策

自然の中で紫外線を浴びる女性

私は10代、20代の頃から母によく「日焼けには気をつけなさい。歳をとってからシミになるよ。」と口うるさく言われてきました。

それを思うと正直、30代、40代以降から紫外線対策をしても遅いんじゃない?と思ったりもしますが、年を重ねているからこそ、紫外線対策は必要です。

若い頃よりも、30代、40代以降の肌は紫外線の影響を受けやすく、さらに皮膚の老化を促進させてしまうのです。

シミだけでなく、シワやたるみなどの肌トラブルに繋がります。

また紫外線は、人間の身体を色づける色素であるメラニン色素を作り出します。

本来であれば、肌のターンオーバーによってメラニン色素が排出されて元の肌の色に戻るのですが、紫外線を浴び続けてDNAを傷つけてしまうと、メラニン色素の排出よりも生成の方が過剰になってしまいます。

メラニン色素の排出が滞ってしまうと、メラニン色素が皮膚に溜まって沈着し、シミになるのです。

日焼け止めを塗ったり、UVカット効果のある化粧品を使うことで肌を紫外線から守ることができます。

 

自己管理の意識の向上

30代、40代以上の男性がスキンケアをするメリットとして、個人的には自己管理意識の向上はとても大きいと思います。

女性が男性のスキンケアを肯定する理由にも「清潔感がある方が良い」というものがあります。

例えば仕事の打ち合わせや商談で、無精髭を生やして肌が乾燥して吹き出物がたくさんできている方よりも、きちんとヒゲを剃って肌の色が健康的で清潔感のある雰囲気の方の方が印象が良いですよね。

ビジネスがうまくいったミーディングの風景

「人は見た目が9割」という言葉があるように、自分が思っているよりも見た目で印象が変わるものです。

こういう意識を少しでも持つだけで、自己管理の意識の向上に繋がります。

相手にまず良い印象を持ってもらうために、仕事の一環として見た目に気を遣うということはしてみても良いのではないかと思います。

相手からの印象が良くなることで、自分自身にも自信を持つこともできるはずですよ♪

 

男性がスキンケアをするタイミング

スキンケアをするにしても、どんなタイミングでケアをすれば良いのかわからないという方もいますよね。

男性がスキンケアを実践するなら、朝と夜の2回がベストです。

30代以降でスキンケアをしていると答えた人の中で、洗顔料を使用している人は70%前後でした。

化粧水は

30代前半で51.5%
30代後半で47.8%
40代前半で48.2%
40代後半で33.5%
50代前半で32.3%

となっており、洗顔料は使うけど、化粧水まではしていない方が多いのかもしれませんね。

 

夜はお風呂に入ったときに、日中に溜まった皮脂や汚れを洗い流します。

肌は、浴室の外の空気に触れるとすぐに乾燥が始まるので、お風呂から上がったらすぐに化粧水をつけましょう。

化粧水は肌に潤いを与えるため、乳液はその潤いを肌に閉じ込めるために必要なので、化粧水を使うなら一緒に乳液も使うことをおすすめします。

スキンケア用品を出す手元

化粧水も乳液もどっちも使うのが面倒という方は、化粧水や乳液、美容液の機能を1本に兼ね備えたオールインワン化粧水というものがあったりするので、そちらを使っても良いですね。

朝も寝ている間に溜まった皮脂やほこりなどを洗い流しましょう。

朝起きてよほどベタつきが気になる場合は、朝も洗顔料で洗顔した方が良いですし、それほどでもない場合は、洗顔料を使わず、ぬるま湯のみでも大丈夫です☆

朝の洗顔ではヒゲを剃る習慣がある方もいますよね。

ヒゲ剃りのあとこそ、肌にダメージを与えているため、化粧水で保湿は欠かせません。

まずは自分の肌がどの程度ベタついているのか、夜と朝の肌の状態はどうなのか?など意識をして洗顔の回数や使う洗顔料、化粧水を選んでみてくださいね。

 

まとめ:男のスキンケアは気持ち悪い?した方が良い理由やタイミング

肌を触る男性

近年では、男性でもスキンケアやメイクをしている方が増えています。

10代、20代ならスキンケアやメイクは当たり前、やっていても違和感がないと同世代からは感じるかもしれませんが、30代以降、特に40代、50代となると、男性のスキンケアは気持ちが悪いと思う方もいますよね。

男性本人が抵抗のある場合もありますし、家族や周りから「気持ち悪い」と思われてしまうことも…

世代によって反応はさまざまですが、男性も乾燥やシワの予防、紫外線対策などでスキンケアは推奨されています。

特に仕事柄、清潔感を意識した方が良い方もいると思いますし、自分に自信を持つため、自己管理の意識を持つためにも、スキンケアはやっていて損はないと考えます!

 

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