アファメーションは自分自身にポジティブな言葉を宣言する方法です。
言葉を発することで潜在意識に働きかけて、発したことを実現させるというものですね。
よく、セミナーとかで「できる!」「幸せになる!」みたいに宗教じみた感じで叫んだりすることがありますよね。
ちょっと引いてしまうという方もいるかもしれませんが、あれは本当に効果があるのです。
一人でやるには別に叫んだりしなくてOK(笑)
【この記事でわかること】
アファメーションの効果的なやり方がわかる
アファメーションの作り方や例文がわかる
アファメーションは聞き流しだと意味がないのか?がわかる
効果的なアファメーションのやり方を学んでいきましょう!
アファメーションの効果的なやり方!
アファメーションは、ポジティブな言葉しか使わないので、ポジティブな考えを自分の潜在意識に働きかけることで自分自身を変えることができます。
言葉で洗脳するというイメージですね。
「引き寄せの法則」とも言われたりしますが、決してスピリチュアル的なものではなく脳科学的にも自己暗示は自分の考えや行動を変えると言われているのです。
自分の口からポジティブな言葉を発する
↓
自分の声を自分の耳で聞く
↓
聞いたことが脳に伝わる
↓
時間をかけて潜在意識に刷り込まれる
↓
日頃の行動のきっかけになる
気をつけなければいけないのは、発するだけでは自分が思うようにはならないということです。
発した言葉をきっかけとしてなりたい自分に近づくための行動を起こさなければいけません。
では、行動を起こすきっかけになるアファメーションの効果的なやり方を見ていきましょう。
「私」を主語にする
アファメーションは自分自身に言い聞かせるものです。
必ず唱えるときは「私は〜をします」と、主語を「私は」にしましょう。
「夫が健康で、定年まで元気に働ける」ではなく、
「“私は”夫を労り、生活習慣を整えるサポートをして定年まで元気に働けるように導く」
と言うようにします。
自分が叶えたい目標のために何をすべきなのかが明確になりますね。
現在形で言葉に出す
願い事は「〜できますように」ですが、アファメーションでは「〜します」と現在形の言葉を使います。
「〜になりたい」という文章だと、まだその状態になっていないという意味が込められてしまうので、すでにこの状態になっているという意味で「私は月収100万円を稼ぎます」と現在形を使うようにしましょう。
また、「私は月収100万円を達成した」などの過去形でも効果は高いと言われています。
アファメーションは願い事ではなく宣言であるからです。
ポジティブな言葉を使う
アファメーションではポジティブな言葉だけを使って文章を考えましょう。
自分自身を洗脳するものなので、ポジティブな言葉で洗脳するべきですよね?
ネガティブなことを入れてしまうと、潜在意識にネガティブな言葉も入ってしまいます。
「残業をしないように毎日仕事をこなす」だと、「残業」がネガティブな言葉になってしまうので「毎日の仕事を効率的にこなす」とします。
「夫と喧嘩しないようにする」ではなく「夫と想い合って仲良くする」など。
アファメーションのときだけでなく、日頃からネガティブワードを使わないようにすることも効果的ですよ♪
もし使ってしまったら、その後すぐにポジティブワードを唱えると良いですね!
夜寝る前と朝起きたときに唱える
アファメーションは毎日何回でも唱えると効果的です。
洗脳させる、潜在意識に働きかけたいので、一日の中で唱えれば唱えるほど良いとされています。
特にアファメーションを唱えると良いタイミングは、夜寝る前と朝起きたときです。
夜寝る前は精神的にリラックスしている状態で行うとより効果的。
瞑想をしながら寝る前に心を落ち着かせ、その中でアファメーションを唱えるとより心や脳に響きやすくなります。
あえてリラックスする状態を作る時間を持つことで、良い睡眠にも効果がありますね☆
特に、脳が覚醒しきっていない、潜在意識を引き出しやすいときにアファメーションを唱えると効果的です。
起きてすぐは、半分潜在意識と繋がっている状態なので、そこでアファメーションを唱えると潜在意識により働きかけやすくなります。
そういう意味では、寝る直前までアファメーションを唱え続けていつの間にか眠っている、という状態も理想ですね♪
また、アファメーションを唱えるタイミングとしては、ストレスを感じたとき、辛いことがあったときに行うのも良いですよ。
辛いときこそ前向きな言葉を唱えましょう。
辛いからついつい落ち込んでしまいますが、ずっと落ち込んでいてももっと辛くなるだけ。
そんなときに辛いけど「大丈夫」「幸せ」「楽しい」とポジティブな言葉を自分に言い聞かせたり、アファメーションを実践すると、いつの間にか落ち込んでいた気持ちが少し上向きになっていたりします。
辛いときは自分の感情とは真逆のことを無理矢理にでも発するするようにしてみてください★
アファメーションの作り方
ではアファメーションの文章はどのように作れば良いのでしょうか?
おすすめは、まずなりたくない自分を書き出すこと。
「こうなりたくないな」と思う状態を紙に書き出します。
例えば
「貧乏になりたくない」
「お金に困りたくない」
「上司にこき使われたくない」
「後輩に実績を抜かされたくない」
「彼氏と別れたくない」
などなど。
ネガティブな感情を思いっきり紙に書き出します。
そしてそうならないために自分はどうすれば良いのか?どんな状況が理想か?を書きましょう。
「お金持ちになる」
「年収1億円を稼ぐ」
「効率的に仕事をこなすことができる」
「大切な人と幸せに過ごせる」
など、ポジティブな言葉に変換するのです。
いつでも実践できるように、家の見えるところに貼っておく、スマホのメモ帳に入れておく、それを待ち受け画面にしておくのも良いですね!
アファメーションの例文
アファメーションを自分の状況に合わせて、自分のなりたい理想に合わせて作るのがもちろん良いのですが、
例文を参考に、アレンジをするとより簡単にアファメーションを作ることができますね。
仕事
- 私は〇〇さん(上司の名前など)から信頼されています。
- 私は会社から高い評価を得ています。
- 私は〇〇(役職)に昇進します。
- 私が関わった〇〇プロジェクトが大成功をおさめます。
- 私は〇〇という目標を達成します。
- 私の仕事が周りを豊かにしています。
- 私は日々向上し、夢に向かって突き進んでいます。
お金
- 私は年収1億を超えます。
- 私は〇〇をすることで月収がプラス10万円になります。
- 私は貯金が1,000万円を超えます。
- 私にはいつも〇〇するだけの十分なお金があります。
- 私は〇〇をしてたくさんのお金が入ってきます。
- 私は〇〇を購入するための資金が貯まります。
- 私はお金に愛されています。
恋愛
- 私はいつでも大切な人に愛されています。
- 私と〇〇(名前)は幸せに過ごしています。
- 私は誰もがうらやむ幸せな家庭を築いています。
- 私は〇〇(名前)に思いやりのある言葉をかけ、笑顔で接しています。
- 私は〇〇(名前)に暖かい言葉を伝えることができ、穏やかに過ごしています。
アファメーションの聞き流しは意味がない?
アファメーションは自分で唱えないと意味がないのでしょうか?
自分で言葉を発するということで自分自身を洗脳させることに意味があるのですが、潜在意識に働きかけるのに、聞き流しも効果はあると言われています。
例えば、CMソングは、覚えようと思って聞いていないですよね。
テレビを見ていて何度も何度も流れることで無意識のうちに覚えているということが多いと思います。
それと同じで、人間は四六時中、すべてのものから無意識に影響を受けるので、アファメーションも聞き流すだけで自分に影響を与えてくれます。
食事をしながら、掃除をしながらなど、ながら聞きも良いですよね♪
最近では、YouTubeでもアファメーションの聞き流し動画がたくさん出ていたりするので、それを聞くのも良いですし、自分のアファメーションを録音して聞くのもOK。
ただ気をつけたいのは、アファメーションは言葉が頭に入ってくるので、同じ「言葉を使う作業」をしながら聞き流すのはおすすめしません。
何か文章を打ちながらとか本を読みながらだと、同じ言葉に関連する作業は脳が一度に処理できなくなるのです。
ですので、アファメーションを聞き流すとき、ながら聞きをするときは、言葉に関連しない作業と組み合わせるようにしましょう。
また、寝ながら聞き流すと潜在意識に入りやすくなるのではないか?と思われますが、
寝ている間にずっと流していると、逆に頭が休まらなくなるので、睡眠の質が悪くなってしまいます。
「私は健康に過ごしています」と言っているのに、睡眠がしっかり摂れていないと意味がないですよね^^;
寝るときは頭を休ませることに集中しましょう。
30分程度で終わる動画を流しておいたりするのが良いですね。
アファメーションは聞いていればその理想が実現するというものではありません。
あくまで、そうなるために自分が行動を起こすきっかけを作るものです。
アファメーションの文章を考えるときに、それを実現するためにはこれをすれば良い、こういうことを心がけると良い、ということも一緒に考えながら自分に行動を促すようにしましょう!
まとめ:アファメーションの効果的なやり方!聞き流しは意味がない?
アファメーションは、自分が発した言葉が耳を通して脳に伝わり、潜在意識に働きかけて自己暗示させる方法です。
アファメーションの文章を作るときのポイントは
- 「私は」を主語にする
- ポジティブな言葉を使う
- 現在形にする
です。
アファメーションは、夜寝る前のリラックスタイムや、朝起きたとき、半分潜在意識と繋がっている状態で行うとより効果を発揮します。
何かストレスを感じたり、辛いことがあったときにも、あえて今の感情と逆のポジティブな言葉を発することで、少し気持ちが前向きになる効果もあります。
聞き流しも効果がありますが、文章を書いたり、本を読んだり、同じ言葉を使う作業と一緒にながら聞きをしてしまうと、脳が同時に処理できなくなるため、ながら聞きをするときは食事をしながらや家事をしながらといったときにするようにしましょう!